こんにちは
basis/アイム山陰の中山です
1月23,24日と2日間にわたって太陽光の研修に行ってまいりました
研修は岡山で行われまして、米子で雪が降っていることなんて感じることが出来ないくらい天気に恵まれた研修となりました
研修内容は太陽光についての座学と実際に取り付けを行う実技に分かれており、太陽光についての知識が身についたかなと思います
この研修に行くまで、いくつかの疑問がありました
・そもそも山陰に太陽光発電は向かないんじゃないか
・本体代が高く、メンテナンス費用を考えると太陽光発電は意味があるのか
・屋根に設置するので、そこからの雨漏れのリスクが高まるんじゃないか
・売電価格が下がっている今、本当に太陽光発電は有効だろうか
まず、山陰に太陽光発電が不向きではないかという点
→研修内で発電シュミレーションを見させていただいて山陰でもしっかりメリットがありました!!
本体代が高く、メンテナンス費用を考えると意味があるのか
→メンテナンス費用(設備機器の交換等)を考えても十分メリットがありました
しかし、メンテナンスというのは設備だけでなく、太陽光パネルが原因で屋根が傷んだ際の補修等を含めると費用対効果は薄いようです
ですので、どのような金具、器具、工法でパネルを取り付けているかが非常に重要だそうです
ちなみに今回はカナメという会社さんの研修で、屋根面のメンテナンスはフリーであるのが特徴の一つでした
屋根に設置するのに雨漏れのリスクが高まるのではないか
→前項と同じ内容になってしまいますが、太陽光パネルの取り付け方法は各社様々な方法があるそうです
会社によっては屋根面へ直接ビスをもむ工法もあるそうで、防水処理(コーキング)をしていても、年数が経つと防水効果が薄れ、雨漏れの
原因になるそうです
雨漏れとは関係無いですが、太陽光パネルの取付金具が錆び、台風の際にパネルが飛んでいったという事故のある会社もあるそうです
今後使い続けるにあたってどのようなリスクが考えられ、それに対してどのような対策がされているのかを会社選びの基準にするべきだと
思います
売電価格が下がっている今、太陽光発電は有効だろうか
→取り付けて損はないと思います
実際、売電価格は2012年と比べ10円ほど下がっていますが、その分太陽光パネルの本体金額も下がっているそうです
何より、売電価格より買電価格が高騰しており、消費電力を抑えるために太陽光発電は有効となる商品だと思います
これからは売電でお金を稼ぐというより、自家発電により買電価格を抑えるという意味合いで太陽光パネルを設置する方が増えそうです
毎日の電気代も30年40年というスパンで見るとかなりの金額になります
長期的にもメリットのある商品を選ぶことが「いい家」につながる
どんどん「いい家」を提案していきます