カウンターに伏してしまった私を心配して、Mさんが近づいてきました。
「どうしました?大丈夫ですか…?」と私に声をかけるMさん。
何か言わないと前に進めない。
思っていることを言わなきゃ
極限まで追い詰められて、やっと言葉にして出すことができた。
「あ…あの。」「とても今更で言いづらいんですが。。。」と私が言いかけると、Mさんが
「大丈夫です…!何でも言って下さい!」と言ってくれたので、ちょっと勇気が出た。
「あの、私、電話で予約した時にMさん担当にしてほしいとお願いして、「良いですよ。」という返事をもらったんです。」
「でも今日お店に来たら違う人が担当で、その事について何も説明がなくて…。」
慌てるMさんと、Oさん。
「申し訳ございません💦私は店長という立場なのでお客様の担当するのが難しく…」「担当者が違った事に対しても説明がなくて申し訳ありませんでした🙇💦」とMさん。
結局何だったんだろう。
OさんがMさんに何も言って居なかったんじゃないかと疑ってしまうんだけど。。。
事実が気になるけど、今はそんな事を考えている場合ではない…!
部屋探しだ!
OさんはMさんのジェスチャーで、後ろの席に追いやられてしまった
ごめんねOさん、手に余る客で。
Mさんに対応してもらってから、部屋探しがやっと進み始めた。
Mさんは必要な情報をお客さんから聞き出すのがうまい。
そして相手の気持ちに寄り添う姿勢を、言葉と行動によって表してくれる。
小ネタも交えながら楽しくお部屋探しができました。
なんというか、本当にお上手
さすが私の見込んだ男
しかしMさんは口がお上手なので妄信は危険。
うまいこと乗せられて熟考しないまま契約…!
という事にならないように気をつけなければ。
さて、良さそうな物件が3つほど上がった。
条件に合う物件は他に7件ほどあったんですが、審査が厳しいらしく、収入ゼロの私には望みなしのようでした
家賃管理費込みで40000円が2件と、45000円のが1件。
この3件を内見しに行く事に。
Mさんは店長なので一緒に行けなかった。
Oさんと一緒に行くのは気まずかったので、別の方と行くことになりました。
45000のやつは値段も高いので契約する気はほぼ無く、見に行かなくても良かったんですが、面白い間取りだったので興味がそそられたので見に行くことにしました✨(無駄なことを…
いよいよ内見です。
最初に見に行ったのは45000のマンション。
ロフト付きなんだけど、メインの部屋よりロフトのほうが広い。(むしろロフトがメインなのか?
しかも建物のすぐ裏に電車が走っているという
電車がタイミングよく通ったんだけど、音がうるさすぎる…。
二重窓になっているのに、全く音が遮れていない。こりゃダメだ
なんか、隠れ家のようで面白いお部屋だったけど設備もボロかったし、ここに長く住めるかと言われたら…
無いな。
朝の10時に来店して、この時点でもう13時を過ぎていた。
そう言えばお昼ご飯食べてなかったなー。
まぁいっか
次は40000円のお部屋。
3件の中では、今住んでいる家から一番近いお部屋。
頑張れば徒歩でも30分くらいで行けそう。
さっきの所よりもしっかりした作りのマンションで、管理も行き届いているようだった。
3階で日当たりもよく南向き。
正面に高い建物もない。
収納も充実している。
近くに高速道路が通っていて、窓を開ければ結構音が聞こえるんだけど、窓を閉めればほとんど聞こえない。
オール電化という所だけは気になったけど、それ以外は文句無しでした👍
部屋の1番狭いところの幅や、電化製品を置く予定の場所の大きさを測っておいたほうが良いですよ。と言われたので、メジャーを貸してもらって測りました。
一通り見終わったので最後の物件へ。
この時点で14時半。
ちょっと疲れたけど、あと1件だから頑張ろう
最後のマンションに到着。
今住んでいる家からは一番遠い場所。
こちらもしっかりとした作りのマンション。
さっきのお部屋と違う所は、部屋の向きが東という所と、都市ガスが使えるという点くらいかな。
近くにホームセンター、スーパー、ショッピングモール、薬局、大きな公園などがあり、生活するには困らなさそうだ。(治安も問題ないらしい
でも、馴染みのない土地という所と、今住んでいる家からちょっと遠いという所は不安要素かもしれない。(娘に頻繁に会いたいという思いがあるので。
でも総合的に見たら、このマンションが1番いい気がする。
一応部屋の寸法を測っておこうと思い、メジャーを借りようとしたのだが。。。
「あれ?メジャーが無い」「さっき貸した時、返してもらいましたっけ?」と内見担当の人。
「あれ?私返しませんでした…?」
ああ……。
やってしまった…
こんな時にADHDの置き忘れを発揮してしまったらしい。
「本当にすみません💦」
「いやぁ、大丈夫ですw時間がある時に回収しに行きますので」
笑って済ましてくれました。
(ほんとうにごめんなさい
内見が終わり、車でお店に戻ります。
この時点で16時半。。。
流石に朝食以降何も食べていないのでフラフラになってきた。
あかん。。。流石になにか食べないと倒れてしまう
目的に夢中になり過ぎて、自分の体調管理ができていなかった。
お店に戻る前にコンビニに寄ってもらい、おにぎりを一個買って食べた。
夕飯の時間も近くなってきたし、取り敢えずはこれでしのごう。
お店に戻ってきた。
時間はもう18時前。
疲れた。早く帰りたい
Mさんが出迎えてくれて、見てきた感想を聞かれた。
2件目と3件目で迷っていて、今日は家に帰って1日ほど考えてから決めたいと言う考えをMさんに伝えた。
まぁ、予想通りだったけど、契約しないにしても、入居審査だけは先にしておいたほうが良いと言われて、審査の申し込みを終わらせてから帰ることになりました。
もう限界なんですけど
申込みはスマホで入力して送るというやり方でした。
わからない所を担当者に聞きながら、空欄を埋めてゆく。
必須項目に職業と勤務先を書く欄があるんですけど
「あー…。そこは"無職"と書いて下さい。」
無職。。。
無職なのは事実なんだけど、なんか嫌な響き。
無職に("専業主婦")と勝手に付け足した。
あんまり変わらないけど、心へのダメージが多少緩和された
身分証明書と健康保険証の写真を添付する項目があったので、マイナンバーカードの写真を撮って添付した。
健康保険証は持っていなかったので、どうすればいいのか聞いたら、手書きで「後日送付します」と書かれた紙を渡され、
「これを写真に撮って送付して下さい」と言われた。
「ほんとにこんなんで大丈夫なんですか…??」
と不安になる私。
まぁ他に手がないので言われた通りやろう。
そんなこんなで、申込みが終わったのは18時半。
やっと帰れるよ
10時に店に来て、帰るのが18時半。
フルタイムで働いたらこんな感じなんだろうか。
もうフラフラ。
早く帰って横になりたい。
家に帰る途中スーパーに寄って、お弁当を買っ帰って食べた。
その後はお風呂に入る元気もなく、死んだように布団で眠った。
とにかく疲れた。
次の日に審査の申込みに必要な物を全部そろえて送った。
現在審査結果待ち。
無事審査が通りますように🙏