プリティ・ウーマン


1990年 アメリカ映画

監督 ゲイリー・マーシャル

脚本 J・F・ロートン

出演 リチャード・ギア

   ジュリア・ロバーツ



⚫︎あらすじ


実業家エドワード・ルイス(リチャード・ギア)は冷静で仕事一筋の男。ある夜、迷い込んだハリウッド大通りで偶然出会った娼婦ヴィヴィアン・ワード(ジュリア・ロバーツ)を車の案内役として雇う


機転が利き明るい性格のヴィヴィアンに惹かれたエドワードは、出張中の一週間、彼女を同伴者として高級ホテルに滞在させる契約を結ぶ


最初は金銭で結ばれた関係だったが、共に過ごすうちに互いの孤独や心の傷に気づき、少しずつ心を通わせていく


ヴィヴィアンはエドワードとの生活を通して、自分にも新しい人生を切り開ける可能性を見出し、エドワードも彼女の純粋さに触れて人間味を取り戻していく


やがて、エドワードは彼女を愛するようになり、ビジネスよりも人を大切にする生き方へと変わっていく


しかし、身分や職業の違いからヴィヴィアンは悩み、別れを決意する


だが最終的にエドワードは彼女を愛していることに気づき、バラの花束を持って白いリムジンで彼女の元へ駆けつける





⚫︎感想


いーつも貧乏な美女を救いに来る王子さま役はリチャード・ギアなんだよな…

今回の美女はジュリア・ロバーツ。


超金持ちだけど、なかなか女性とは上手く付き合えないエドワード。


ビジネス上でエスコートする女性を娼婦のビビアンにするんです。


それで1週間いっしょに過ごすうちに愛が芽生えるんですねー


この話、リチャードギアの「愛と青春の旅立ち」とちょっと似ていますよね。

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プリティ・ウーマンは周りにいる人たちがいいんです。その筆頭はホテルのトンプソン支配人。彼のちょっとした気づかいが無ければ2人は結ばれなかったと言ってもいいでしょう。


最初は軽蔑しているヴィヴィアンに周りの人たちが何故だか応援してくれるんだよね。それはヴィヴィアンが美人さんだからだよね。だって応援してくれる人はホテル支配人、エレベーターボーイ、リムジンの運転手など、皆んな男性ばかり。


まぁ、お金持ちの上顧客様のお連れの人だからかもしれないけど…


こう言うシンデレラストーリーって、韓国ドラマにも多いけど、男女逆転のシンデレラストーリーって少ないよなぁ。



⚫︎ロデオドライブ


 ハリウッドセレブたちが住むビバリーヒルズにある高級ショッピングストリートです。

 最初にビビアンが1人でロデオドライブに買い物に行くと、高級なショップ店員は相手にしてくれません。それを知ったホテル支配人は「大切なお客様が行くから」とホテル内にあるブティックに連絡するんです。ヴィヴィアンはカクテルドレスに着替えてエドワードを待ちます。気品のあるヴィヴィアンを見つけたエドワードは美しさに目を奪われます。そして今度はエドワードと一緒にロデオドライブに行ってヴィヴィアンは爆買いするんです!


⚫︎確信を突いたヴィヴィアンのセリフ

 エドワードは「買収した会社を分割して売却して儲ける」と言うと、ヴィヴィアンは「盗んだ車のパーツを売るのと一緒ね」と言います。

 ディナーの席で、買収する会社の社長が激怒したことで会食は終了したが、ヴィヴィアンはエドワードに「問題は、あなたがモース社長を好きなことよ」と確信をつく。


「プリティ・ウーマン」はヴィヴィアンのシンデレラストーリーであると同時に、お金だけを信じて生きてきたエドワードが、真実の愛を見つける物語なんです。つまりお金よりも愛や誠実さが人生を豊かにするって言うことなんですね。


⚫︎原作はピグマリオン

 プリティ・ウーマンの元ネタはオードリー・ヘプバーンが出演した映画マイ・フェア・レディだと言われています。

 マイ・フェア・レディは、ジョージ・バーナード・ショーの戯曲ピグマリオンを原作としたミュージカルです。

 ピグマリオンは、下町訛りの花売り娘イライザが、音声学教授ヒギンズによってレディ(淑女)に仕立て上げられる物語で、労働階級の社会階級に対する風刺を描いています。

 ピグマリオンでは、ヒギンズ教授とイライザは結ばれず、イライザは自立した道を選びますが、ミュージカル版のマイ・フェア・レディは、ロマンティックなラブストーリーとして、二人が結ばれるような結末になっています。

 ピグマリオンは、ギリシャ神話の彫刻家が、自らが彫った美しい女性像に恋をして、それが命を得たという話に由来しています。

 これはピグマリオン効果として知られており、他者から期待されることで、その期待に応えようとして成績が向上する現象を指します。