グラディエーター
2000年 アメリカ映画
監督 リドリー・スコット
脚本 デヴィッド・フランゾーニ
出演 ラッセル・クロウ
ローマ五賢帝時代の最後の皇帝、マルクス・アウレリウス皇帝は、次の皇帝の座を自分の息子ではなく、将軍マキシマスに譲ろうとする…
⚫︎あらすじ
西暦180年の古代ローマ帝国。皇帝マルクス・アウレリウスから絶大な信頼を得る将軍マキシマスは、その高潔な人格から次期皇帝の座を託されます。
しかし、これに激怒した実の息子コモドゥスは父を暗殺して帝位を強奪。マキシマスに謀反の罪を着せて処刑を命じました。
命からがら逃げ延びたマキシマスでしたが、故郷へ戻ると愛する妻子は虐殺されていました。絶望し、行き倒れた彼は奴隷商人に拾われ、見世物として戦う「剣闘士(グラディエーター)」に身を落とします。
元名将としての圧倒的な強さと、民衆を味方につけるカリスマ性で頭角を現したマキシマスは、やがて皇帝コモドゥスが開催する首都ローマの大闘技場(コロシアム)へと進出。
家族の復讐とローマの未来を胸に秘め、正体を隠したまま憎き宿敵の目の前で命がけの死闘を繰り広げていきます。
⚫︎感想
グラディエーターかっこいいです!
ローマ五賢帝時代の最後の皇帝、マルクス・アウレリウス皇帝は、次の皇帝の座を自分の息子ではなく、将軍マキシマスに譲ろうとします。
それを知った息子のコモドゥスは、父の首を絞めて殺し、次期ローマ皇帝になり、マキシマスを殺そうとします。
マキシマスは何とか逃げて妻と子の待つ家に帰ると、妻と子は惨い殺され方をしていました。
精魂尽きて倒れているマキシマスを奴隷商人が拾い、競技場で殺し合う奴隷戦士グラディエーターにするんです。
でも元はローマの将軍マキシマス、とにかく強いんです!たび重なる新皇帝コモドゥスのワナをかわしながら勝ち続け、民衆の心をワシヅカミにします。
皇帝になったのに民衆の心をつかめないコモドゥスは、マキシマスの体に毒を刺し、動きが鈍ったマキシマスとコロッセオで戦うんです。
まぁー、せこい奴です!
毒に侵されたマキシマスはもうろうとしながらも戦ってコモドゥスに勝ちます。
⚫︎剣闘士はプロレスに近いショー
単なる殺し合いではなく、鍛え上げられたアスリートによる、ルールに基づいた興行(エンターテインメント)だったようです。
ローマの貴族や富豪がファンになり、お気に入りの剣闘士には多額の報奨金やプレゼントを贈ったそうです。
勝ち続けて伝説となった剣闘士は、奴隷の身分から解放されて自由人になることもできました。
剣闘士は、基本的には死にませんが、もし敗者が「やる気のない、ダサい負け方」をしたり、卑怯な手を遣ったりした場合は、観客からブーイングが起きて親指を下げるサインをすれば、その場で処刑されました。
⚫︎実話ではありませんが…
マキシマス将軍は実在しませんが、五賢帝マルクス・アウレリウスや、その子どものコモドゥスは実在しています。剣闘士(グラディエーター)たちがコロッセオで戦って、ローマ市民が熱狂したのは史実と同じです。
偉大な五賢帝マルクス・アウレリウスに対して、子どものコモドゥスは最悪の暴君と呼ばれたそうです。コモドゥスは自らが剣闘士となって、対戦相手の剣闘士や兵士には本物の武器を持たせず、一方的に痛めつけました。
それだけに飽き足らず、足の不自由な人や怪我人を闘技場に集め、「怪物」に見立てて棍棒で殴り殺したり、何百頭もの野生動物(ライオンやダチョウなど)を安全なスタンド席から弓矢で虐殺したりもしました。
しかも多額の出演料をローマから自分自身に出して私服を肥やし、政治は一つもやらず、ローマがどんどんと腐敗したため暗殺されました。
ローマには、五賢帝という5人の賢い皇帝いました。ですがその後に続いた皇帝コモドゥスが愚帝だったんですね。
コモドゥスのやったことを聞くと、本当にマキシマスの剣でグサグサにして欲しいと思っちゃいますねぇ!
