アイ・アム・レジェンド
2007年 アメリカ映画
監督 フランシス・ローレンス
脚本 マーク・プロトセヴィッチ
原作 リチャード・マシスン
出演 ウィル・スミス
人間がウイルスを変異させて創り出したガン特効薬は、人類を9割死滅させてしまう。免疫を持つ生存者は1人でワクチン開発をするが…
⚫︎あらすじ
2012年、癌の特効薬として開発されたウイルスが突然変異し、人類の9割が死滅する
生き残った人も狂暴な怪物「ダーク・シーカー」へと変貌してしまう
無人と化したニューヨークで、唯一の免疫を持つ軍の科学者ロバート・ネビル(ウィル・スミス)は、愛犬サムと共に生き残っていた
ネビルは日中、安全な街中で食料や物資を確保し、毎日無線で「生存者は応答を」とメッセージを送り続ける
夜は自宅に引きこもり、捕らえた感染者を使い、自らの血液からワクチンを開発するための実験を続けていた
孤独と戦いながらの日々、愛犬サムが感染した犬に噛まれて、ネビルはサムを安楽死させる
絶望したネビルは罠にかかり、ダーク・シーカーの襲撃を受けるが、間一髪で別の生存者の女性アナと少年イーサンに救われる
アナは「生存者の隠れ家がある」と言うが、ネビルは信じられず、ワクチン開発の執念にこだわり続ける
しかし、自宅がダーク・シーカーたちに包囲され、最後の手段として、完成した血清をアナに託し、自らの命と引き換えに彼女たちを逃がす
⚫︎感想
パンデミックの映画です。感染した人間は狂犬病のような症状になって、人を襲います。
ただ1人残った科学者だけが、ウイルスに効くワクチンを探すために、ニューヨーク・マンハッタン島で研究を続けます。
最初、このウイルスは人が作ったガンの特効薬でした。
クリピン博士のガン特効薬のTV
「はしかウイルスに人為的な遺伝子操作をして病気の治療薬に変身しました。わかりやすく言うと、ウイルスを人体の中を走る車として、運転手を凶悪犯ではなく、安全な警察官に置き換えるのです。ガン患者10,009人に対して臨床試験をして、10,009人が完治しました」
ですが3年後、人が作り出したウイルスが変異して、人類はほぼ死滅、わずかに残った人は狂犬病のような症状になっていました…
確か、コロナウイルスも人が、コウモリの実験中に感染者が出て、のちに人が作り出したワクチンを打ったのを思い出しました。
要するにネビルだけはウイルスに侵されない体質だったということなんです。
そういう体質の人からワクチンを開発して体内に接種して、ウイルスに強い体質の肉体に変化する…
なんだか病気に強い米を作る作業と似ていますね。
原作だと、ネビルはコウモリに噛まれたことで、耐性が付いたそうです。
たしか、コロナウイルスもコウモリからでしたよね…
⚫︎もう一つのストーリーがある
ネビル博士は人が変化してしまったダーク・シーカーに色々なワクチンになりうる試薬を打ち、実験を繰り返していました。その時にダーク・シーカーたちが家の中まで入ってきます。
とっさに実験台にしていたダーク・シーカーの血を血清の研究に使ってくれと言って、生き残った女性に渡し、ダーク・シーカーたちを止めるためネビルはすか自爆します。
ですがもう一つのストーリーがあります。実験室を襲撃してきたダーク・シーカーのボスの目的は、ネビルを殺すことではなく、ネビルが実験台にしていた「仲間の女性」を奪還することだったと判明します。
彼らにも愛情や知性、社会性があることに気づいたネビルは、女性を返して謝罪し、ボスも彼を殺さずに去っていきます。
ネビルは自分が「人類の救世主」ではなく、平和に暮らしていた新人類(ダーク・シーカー)を無差別に拉致・虐殺していた伝説の怪物であったことを悟ります。
その後、ネビルは奇跡的に出会えた生存者のアナやイーサンと共に、他の生存者が暮らすと言う村を目指してニューヨークを旅立ちます。
もしかしたら、コロナワクチンを打った人たちは、すでに新人類に変異しているのかもしれません…
