耳をすませば


1995年 日本アニメ映画

監督 近藤喜文(こんどうよしふみ)

脚本 宮崎駿(みやざきはやお)

原作 柊あおい(ひいらぎあおい)

出演 本名陽子(ほんなようこ)

   高橋一生(たかはしいっせい)



将来について何もわからない中3の少女・雫が、バイオリン職人になると決めている同級生・聖司に出会い変わっていく…



⚫︎あらすじ


読書好きな中3の少女・月島雫(つきしましずく)は、ある日、図書館の貸し出しカードに自分よりも先に何度も名前を連ねている天沢聖司(あまさわせいじ)という人物が気になり始めます


そんな中、雫は偶然迷い込んだアンティークショップ「地球屋」で、店主の西老人や、不思議な猫の置物「バロン」と出会います


そこで再会した生意気な少年が、実は憧れの天沢聖司だったことを知ります


聖司は、ヴァイオリン職人になるという明確な夢を持ち、中学卒業後はイタリアへ修行に行こうとする強い意志を持っていました


自らの進路を決められずにいた雫は、一歩先を歩む聖司の姿に刺激を受け、「自分も物語を書きたい」という決意を固めます


聖司が修行のためにイタリアへ旅立つまでの間、雫は周囲の反対や自分自身の未熟さに悩みながらも、ひたむきに執筆に没頭します


物語の終盤、期限までに書き上げた小説を西老人に読んでもらい、自分の中に眠る「原石」を磨くことの大切さを教わります


帰国した聖司と再会した雫は、朝焼けの中で「自分も勉強を続けて、お互いに高め合おう」と誓い合い、共に未来へと歩み出す爽やかな結末を迎えます





⚫︎感想


中学生のあわい恋、そして進路と自分の中に眠っている可能性を探して悩む少女・雫


親に反対されてもバイオリン職人の道を目指す少年・聖司


その2人を優しく見守るアンティークショップの西老人


この、おじいさんって、ほぼ宮崎駿じゃん!ってくらい似ています


物語は京玉線・杉の宮駅で雫が猫を追いかけることから始まります


それは実在する京王線・聖蹟桜ヶ丘駅のことです


私、「耳をすませば」が大好きで聖蹟桜ヶ丘駅の周辺を散歩したことがあります



聖蹟っていうのは天皇陛下が良く来られた場所のことなんだそうです。今では「耳をすませば」の聖地としても有名になったそうです


そういえば聖司の聖は、聖蹟の聖ですね!聖の字は耳・口・王で構成されています


わずかな音も耳で聞き、聞いた心理を口で伝え、地にしっかり足(王)で立つという意味があるそうです


聖司君にぴったりの名前ですね

久しぶりに見た「耳をすませば」は、また違う感情で見ることができました


若いころには雫の気持ちや少年の気持ちで、歳を取れば父や母の気持ちで、そしてもっと歳をとれば、西老人のように、もっとちがう気持ちで大らかに雫たちを見られるのだろうと感じました