スタンド・バイ・ミー


1986年 アメリカ映画

監督 ロブ・ライナー

脚本 ブルース・A・エヴァンス

原作 スティーヴン・キング

出演 ウィル・ウィトン

   リバー・フェニックス

   コリー・フェルドマン

   ジェリー・オコンネル

   キーファー・サザーランド



12歳の少年が4人で死体探しの旅に出る物語。スタンドバイミー(stand by me)とは「私のそばにいて」という意味です。



登場人物


ゴーディ・ラチャンス(1番左)

主人公、真面目で物語を作る才能がある。優秀な兄を事故で亡くし、両親は兄ばかりに愛情を注いでいた。


クリス・チェンバース(左から2番目)

賢くて、グループのリーダー。

アルコール依存症の父と不良の兄がいる。家庭に信用が無いため、本人もワルだと決めつけられている。


テディ・ドチャンプ(左から3番目)

黒縁メガネをかけたフランス系。

粗野で無茶な性格。父親の虐待でストーブで耳を焼かれたが、ノルマンディー作戦に出た父を尊敬している。


バーン・テシオ(1番右)

少しノロマで太っている。

性格は臆病でうっかり者。不良の兄ビリーから死体のことを盗み聞きした。



街で札付きのワル


エース・メリル(1番右)

不良グループのリーダー。仲間と車で暴走して郵便箱を破壊するなど無軌道に振る舞う。


アイボール・チェンバース(1番左)

クリスの兄で不良グループのNo.2。ゴーディから兄の形見の帽子を奪い被っている。


ビリー・テシオ

バーンの兄。ワルの1人で少年の死体を発見した。


⚫︎あらすじ


1959年、オレゴン州キャッスルロック。劣悪な家庭環境に置かれた貧しい人たちが住む町。


私が死んだ人間を見たのは12歳のときだった…


隠れ家的なツリーハウスに行くと、友だちがタバコを吸いながらカードをしている。


フランス系のテディは親にストーブに押し付けられ耳が焼きつぶれていた。


リーダー格のクリスは世間から白い目で見られる家庭に育ち、悪ぶっていた。


そこへ太っちょビリーがやって来て「死体を見たことあるか」と言う。


街で噂になっていた行方不明者を兄たちが見つけたが、盗んだ車のことがバレるため隠していたのを聴いたと言う。


ビリーの話を聞いて4人は「死体を見つければ新聞に載る」と考えて、死体探しの冒険に出かける

クリスは私に「来年は中学だから別々だな、お前は進学コース、俺ら落ちこぼれは職業訓練コースだ、だからお前はちゃんとした作家になれ」と。


夜になり4人は焚き火をしてパンを焼いて食べる。食後の一服は最高だ、そこで私は今書いているデブの物語を披露する。


私たちは一晩泊まるために1人づつ銃を持って見張りに立った。


私は兄が死んだ時「父がお前が死ねば良かった」という夢でうなされた。


クリスはクラスのミルク代を盗ったが、思い直して先生に相談する。しかし停学になり、金は見つからず、先生は次の日に新しいスカートを買って来た。つまり先生が盗ったんだ、先生が盗むなんて考えもしなかった。


朝になりバーンは「クリームパンとコーラのようなまともな朝メシ食いたいよ」(まともかな)


とうとう死体を見つけた4人、なぜか泣き出す私だった。


そこへ死体を渡せと街のワルたちが来る。ナイフで脅して来たエースに、私は銃を向けて対抗する。


結局、私たちは警察に通報した。


2日後に帰るとなぜか街は前より小さく見えた。(君らが成長したんだ)

そしてそれぞれの家に帰って行った。


私は12歳のときに勝る友人を、その後持ったことはない。

誰もが そうではないだろうか…




⚫︎感想


青春映画として名高いスタンドバイミーは12歳の少年4人が、死体を見つけに行く冒険映画でした。


それもそのはず原作は『THE BODY(死体)』なんです。死体を見つけて有名になろうとする少年たちの話なんです。


日本とは違いアメリカの12歳は、タバコを吸い、銃を持ち歩き、死体を探しに行きました。


その兄たちは粗暴で、車を走らせながら人の家のポストをバットでたたき壊したり、少年たちをナイフで脅したりしていました。


街で暮らす皆んなが顔を知っていて「あぁ、あの酷い家の子か」と言われる状況でした。


もちろん差別もあって、主人公の兄のような英雄でなければ馬鹿にされたり、虐められたりしていました。


そんな中で、たくましく成長していくんですねぇ。


4人の少年のうち2人は死んでいるという結末でした。しかもクリス役のリバー・フェニックスは実際にも若くして亡くなってしまいます。ワルのエース役キーファー・サザーランドは後にジャク・バウアー役で大ヒットします。