カサブランカ


1942年 アメリカ映画

監督 マイケル・カーティス

脚本 ハワード・コッチ

出演 ハンフリー・ボガード

   イングリッド・バーグマン

   ポール・ヘンリード

   ドーリー・ウィルソン



愛し合う二人が別れを選択する…

第二次世界大戦下のフランス領モロッコのカサブランカでおきた大人の恋物語です。




第二次世界大戦が始まりドイツ占領下の

欧州から大勢の人がアメリカを目指した


だか船の出るリスボンへ直接向かうのは

難しく回り道せざるをえなかった


パリからマルセイユ、地中海を渡って

オランへ


そこから汽車か車か徒歩でフランス領の

カサブランカへ


金がある者はリスボンから新大陸へ


だか多くはカサブランカで、ただひたすら幸運を待ち続けた



パリを占領したドイツ軍は、やがてフランス領のカサブランカへもやってきた。


ドイツを批判したラズロがカサブランカにあるリックの店にやってくる。


ラズロの隣にいたのはリックの恋人イルザだった。


リックの店でイルザはピアノを演奏する黒人に思い出の曲をリクエストする。


そこでリックとイルザは再会する。


かつてリックは美しいイルザに求婚して、イルザも喜んで受け入れた。だがイルザは待ち合わせ場所には来なかった。


もう2度と会うことはないと思っていた2人の思いがけない再開だった。


イルザの夫、ラズロが亡くなり、1人悲しんでいたときに出会ったリックと本当に愛しあった。


しかし、夫のラズロが生きていると知ったイルザはリックのもとから去るしかなかった。


事情を知ったリックは、そんなイルザと2人でアメリカ行きの約束をする。


しかし、その飛行機にはイルザとラズロを乗せて、リックは1人カサブランカに残るのだった…





⚫︎感想


イングリッド・バーグマンがキレイです!

ほんと「君の瞳に乾杯」ですね。

いやぁ〜、カサブランカ、お洒落な映画でした。


ナチスドイツに反乱を企てているラズロの妻がイルザ(イングリッド・バーグマン)だったんですね。


夫の死を聞いて落ち込んでいるときにリック(ハンフリー・ボガード)と出会い、本当の恋に落ちたんです。


リックと結婚の約束をしたイルザのもとに夫のラズロ(ポール・ヘンリード)が生きているとの知らせがあり、イルザはリックの待つ駅に来られなかったんです。


リックは愛するイルザと、恋敵でもある夫のラズロをアメリカ行きの飛行機に乗せるんです。


飛行機を見送るリックは悲しそうです。愛し合いながらも別れを選択する、まさに哀愁のカサブランカです。






⚫︎君の瞳に乾杯

「君の瞳に乾杯」という言葉はここから来ていたのか!と知りました。

Here's looking at you, kid.

「神様があなたを見ていますよ」という意味の乾杯のときに使われる言葉です。

最後のkidは年下の女性に親しみをこめて話しかけるときに使うそうです。

リックは可愛いイルザを「君を見つめて乾杯」と言ったんですね。



⚫︎カサブランカ

アフリカ大陸北西部のモロッコ王国の最大都市です。Casa brancaは、カーサ=家、ブランカ=白、白い家という意味です。1912年からはフランスに統治されましたが1956年に独立しました。そのため2022年ワールドカップでのフランス対モロッコ戦は因縁の対決として盛り上がりました。



⚫︎ハンフリー・ボガード(リック)

18991225日〜1957114

ニューヨーク出身の俳優。映画スターベスト100の男性部門位。

「ボギー」のニックネームで呼ばれていました。ジュリーこと沢田研二の歌っていたカサブランカダンディーのボギーとは彼のことだったんですね。



⚫︎イングリット・バーグマン(イルザ)

1915829日〜1982829

スウェーデン生まれの女優。映画スターベスト100の女性火部門位。

とってもきれいで知的な感じの女優さんです。生まれた日と亡くなった日が同じ日なんですね。



⚫︎ポール・ヘンリード(ラズロ)

1905110日〜1992329

オーストリア生まれの俳優。1938年オーストリアはナチスドイツに併合され、ドイツで映画デビューしました。1935年イギリスに渡り、第二次世界大戦下では敵国人になってしまいましたが、アメリカ渡航を許されました。映画カサブランカと同じ体験をしているんですね。



⚫︎ ドーリー・ウィルソン(サム)

1886年4月3日〜1953年5月30日

アメリカの俳優で歌手

リックの店でピアノの弾き語りをする黒人です。イルザの求めに応じてリックとの思い出の曲「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」を歌います。