「生成AI」著者に聞く
ちきりんさんが「生成AI」著者の小林雅一さんにインタビューをしていました。興味深い内容だったのでメモしてみました。
『ニューラルネットワークとは何ですか?』
ニューラルネットワークとは、人間の脳を初歩的な形で模倣した人工知能です。
トランスフォーマー理論とは、アテンションメカニズムと言われる技術で、文章を理解するためには、その文章の中のどこに注目すればいいかということが特定できるようになったんです。
たとえば英語でバットは野球のバットも、コウモリという意味のバットも同じ発音なのに、前後の文脈を見て瞬時に判断ができるようになりました。
『AIは今後、人の職業を脅かすことはありますか?』
歴史学や地理学のような、ただの物知り的な人は困るようになるかも知れませんね。
『AIが意思を持ち、人を攻撃することはありますか?』
真面目な研究者はそんなことは言ってはいません。
『むかしは脳で考え、心臓で恋をするというような「心身二元論」がありましたが、今ではすべて脳ということなんですか?』
正直まだ今の脳科学者には、ちゃんとしたエビデンス(根拠)はないと思います。
創発(そうはつ:エマージェンス)っていう単独のものが複数絡み合って予測できない仕組みが生まれるという考え方があります。
人間の脳には1,000億個ぐらいのニューロン(神経細胞)があって、100兆個ぐらいの箇所で接続しています。それが進化していって意識が生まれたんじゃないかと言われています。
『量をやると質が変わる。たとえばテニスの素振りを何百回も練習して身体で覚えると、あるタイミングで上手く当たるようになる。そういうことが脳の中でも起こっていて人格が生まれてくる。それを模したAIにもいつかそれが起きてもおかしくないだろうと言うことですか?』
パラメーターとは、人間でいうシナプスにあたるところ、つまりニューロンとニューロンの接続部分のことをAIの世界ではパラメーターというんですが、GPT3では1600億個ぐらいです。それに対して人間の脳のシナプスは100兆個ぐらいなんです。
今のところパラメーターの数をこれ以上増やしても頭打ちの傾向が出てきたので、これから増やしていっても人間に追いつくかどうかはわからないんです。
『シンギュラリティ(人の脳と同じレベルのAIが誕生する時点)と言うのが2050年ごろに起きるというのはどうなんですか?』
つい4、5年前ならバカにされていたようなことだったんですが、最近は2040年ごろに有り得るという感じになってきています。
⚫︎人工知能(AI: Artificial Intelligence アーティフィシャル インテリジェンス)
知的な機械、特に、知的なコンピュータプログラムを作る科学と技術です。
AIの最終目標は、「人間と同じ程度に、世の中の目標を達成し、問題を解決できるコンピュータプログラムを作ること」と言われています。
ディープラーニング(Deep Learning)とは、脳の神経回路のしくみを模したニューラルネットワークを多層に重ねることで、学習能力を高めた機械学習の手法の一つです。ディープラーニングによって、データの特徴をより深く学習し、複雑な処理ができるようになりました。
現在では、人間も何度も忘れては勉強するということを繰り返して知識が身につくように、Dropout法という、一度学習させた内容の一部をあえて忘れさせ学習、また忘れさせて学習……を繰り返します。
現在の視野を一度忘れさせ、新しく広い視野で、また学習させる方法です。これにより局所的最適解に落ちることをできるだけ防ぎます」
AI、いやぁ人間は本当に面白いモノを創り出す生き物なんですね。
AI(人工知能)が進化すれば、人間と同じような仕事や作業を代わりにやってくれる世の中が来るっていうことなんですね。
人間の役にたつロボットが出来て、人工知能が創発(そうはつ)して感情が生まれてくることがあるのかもしれません。
映画のターミネーターみたいな人工知能搭載のロボットも夢じゃないのかもしれませんね。
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