エビータ
1996年 アメリカ映画
監督 アラン・パーカー
脚本 オリバー・ストーン
出演 マドンナ
アントニオ・バンデラス
アルゼンチンのファーストレディ「エバ・ペロン」の生涯を描いた映画です。
高等教育を受けていない田舎生まれの女性が都会で女優になり大統領夫人にまでなっていきます。
⚫︎あらすじ
エバはアルゼンチンの貧しい田舎町フニンで妾の子として生まれました。
15歳になったエバはタンゴ歌手とベットをともにして都会のブエノスアイレスへ行きます。
ブエノスアイレスでも次々と男を乗り換えて女優にまでのし上がります。
そして後の大統領ホアン・ペロンと出会います。
⚫︎感想
アルゼンチンにエビータっていう女性の英雄がいたことを知りました。
エビータを演じるのはマドンナ、そして物語りを歌いながら説明するのはアントニオ・バンデラス。ちょっと変わったスタイルのミュージカル映画でした。
労働者階級生まれのエバは、中産階級の父の妾(めかけ)の子として生まれました。そのため蔑まれ生き抜くために、男を乗り換えて有名になり大統領候補のペロンの妻にのし上がっていきます。
しかし、育ちが悪いため上流階級には受け入れてもらえず苦労します。そして思いなかばにして亡くなってしまうんですね。
⚫︎エバ・ペロン
実物は本当に綺麗な人です。33歳の若さで子宮癌で亡くなりました。
⚫︎チェ・ゲバラ
アントニオ・バンデラスはチェ・ゲバラを想定した狂言回しをしているそうです。
(狂言回しとは物語りの理解を手助けする役割のこと)
チェ・ゲバラはアルゼンチン生まれの政治家、革命家、キューバ革命の指導者です。彼はラテンアメリカ全体に広く知られています。そのため政治的な転換や社会的な問題に触れる役割を果たしています。この対比を通じて、映画は異なる時代の政治的な状況やイデオロギーの変遷を描き出しています。
「チェ」とはアルゼンチンなどのスペイン語圏で使われる「ヤァ」とか親しみをこめた「ともだち」を意味する言葉です。
チェ・ゲバラの名前はエルネスト・ゲバラですが、いつも『チェ、ゲバラだ(ヤァ、ゲバラだ)』と言っていたのでそう呼ばれるようになったようです。
チェはところどころで「彼女はそんなに素晴らしい人物か?」と言うような言い方をします。このことはアルゼンチンの人たちには耐え難いと思う人もいるようです。
⚫︎アルゼンチン
南アメリカでブラジルに次ぐ大きな国です。世界でも8番目の領土面積です。首都はブエノスアイレス。
スペインの植民地から独立して国家になりました。アルゼンチンタンゴやサッカーなどで知られる国です。



