Winny
2023年 日本映画
監督 松本優作(まつもとゆうさく)
脚本 松本優作 岸健太郎
出演 東出昌大(ひがしでまさひろ)
三浦貴大(みうらたかひろ)
渡辺いっけい
吉岡秀隆(よしおかひでたか)
吹越満(ふきこしみつる)
日本のITが後れをとった原因、そして日本のIT天才開発者の不当逮捕を描いた映画です。
Winnyとはファイル共有ソフトのことです。P2Pと言われる個人と個人で自由にファイルのやりとりができるソフトを2002年に日本人の金子勇(かねこ いさむ)さんが開発しました。
でもサーバーが無いということは、違法なコンテンツのやり取りも個人間で自由に出来てしまうということです。
Winnyができる前にも1999年にNapster、2001年にWinMXというファイル共有ソフトがありました。
しかし、そのソフトに違法のコンテンツをアップロードした人たちが、次々と逮捕されました。ファイル共有ソフトはひとつの道具ですが、違法な動画などはアップすると著作権侵害になるからです。
NapsterやWinMXはP2Pのやり取りができるソフトでした。そこで金子さんは、誰が発信者かわからない匿名性を保つソフトのWinnyを開発しました。
このWinnyは逮捕されにくいため圧倒的に普及しました。しかし色々なコンテンツを持つ音楽業界や、情報漏えいされたくない人たちは慌てました。
そして2003年ついにWinnyにも、違法アップロードした人が逮捕されます。
しかも2004年「暴露ウイルス」という、アダルト画像かな?と思ってアクセスしてしまうとコンピュータ内の画像や文章が全て外部に暴露されてしまうというものまでも出てきてしまいました。
これにより個人の裸の写真などが出回り問題になります。しかし問題はWinnyを自衛官や警察官などの公共職員も使っていたんです。そしてとうとう2004年Winny開発者の金子勇氏が逮捕されます。
京都サイバー警察が金子勇の自宅にガサ入れに行くところから映画は始まります。
しかし、金子勇は何も違法アップロードはしていませんでした。
そこで警察は任意同行をして「著作権侵害の意図があった」という誓約書を無理に書かせて金子勇を逮捕してしまいます。
そして裁判になり金子勇担当の壇(だん)弁護士は2011年になんとか無罪を勝ち取ります。
しかし壇弁護士は「7年半もの間、彼からプログラミングを奪ってしまった」と嘆きます。
しかも2013年に天才金子勇さんは急性心筋梗塞で亡くなってしまいます。
この映画では愛媛県警裏金事件も描かれています。捜査協力者への謝礼金という名目で領収書を出せば10万とか20万のお金が出るんです。
そのことを勇気ある警察官がマスコミに内部告発しますが、警察が内部調査をすると何もなかったことにされてしまいます。そこで裏金の証拠をWinnyに出すのです。
2006年に当時の安倍晋三官房長官が「Winnyを使わないでください」と国民に対して発言しています。
⚫︎松本優作
2018年にエベレスト登頂の挑戦中に死去した登山家・栗城史多の追悼映画「バグマティ リバー」の監督です。
⚫︎感想
実は映画はまだ見ていません。中田敦彦さんのYouTube大学で映画「Winny」の存在を知りました。何となく宣伝もあまりされて無いですよね。ブロックチェーン開発者の「サトシ・ナカモト」も、もしかしたら本当に日本人だったのかもしれませんね。
中田敦彦さんのYouTubeはこちらから
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