アンタッチャブル
1987年 アメリカ映画
監督 ブライアン・デ・パルマ
脚本 デヴィッド・マメット
原作 エリオット・ネス
出演 ケビン・コスナー
ショーン・コネリー
ロバート・デニーロ
アンタッチャブルとは“触れてはならない特別な領域”のこと。禁酒法時代のシカゴではアル・カポネに誰も手を出せませんでした…
⚫︎あらすじ
1920年ごろ、禁酒法時代のシカゴでは密造酒による利益がアル・カポネ(ロバート・デニーロ)に集中していました。
財務省のエリオット・ネス(ケビン・コスナー)は犯罪組織を一掃するためシカゴに来ましたが、警察や裁判所まで買収されていて情報がすべてアル・カポネ側に漏れていました。
ネスは信用できる初老の警官ジム・マローン(ショーン・コネリー)に事情を話して仲間になってもらいます。そして射撃の腕の立つイタリア系の新米警官ジョージ・ストーン(アンディ・ガルシア)と、財務省簿記係のオスカー・ウォレス(チャールズ・マーティン・スミス)を誘い4人グループを編成します。
なかなかシッポを出さないカポネを簿記係のウォレスは脱税の罪で捕まえる計画を立てます。そして銃撃戦で取引現場を押さえて帳簿係を捕まえることに成功します。
しかし警察署内に忍び込んでいた殺し屋に帳簿係は口封じのため殺されてしまいます。そのときウォレスも殺されてしまいます。
ネスがカポネを捕まえることを諦めかけると、マローンが
「あきらめるのか?」
「手に負えないと投げ出すわけか」
「打つ手を考えろ」
と言われます。そして後にマローンも自宅を襲われて殺されてしまいます。
ネスはマローンの言葉を胸にストーンを連れてユニオン駅に向かい、カポネの会計係の逃亡を阻止して確保することに成功します。
そしてカポネを裁判にかけることになりましたが、カポネの子分の白いスーツの男が拳銃を持っているのを見つけて問いただすとマローンを殺したヤツでした。
死闘のすえ、ネスが裁判に戻るとストーンから陪審員が買収されていることを聞いたネスは陪審員を全員入れ替えてしまうのです。
⚫︎感想
意外に財務省簿記係のオスカー・ウォレスがいい働きをします。
そして印象深いのは白いスーツを着た殺し屋が、ちょい悪なアラン・ドロンみたいな感じでした。ビリー・ドラコという俳優さんなんですね。
駅で乳母車が階段を降りてしまうときのアンディ・ガルシアもカッコいいです。
でも一番好きなところはマローンがネスに向って言うシーンです。この言葉は自分にも言われているような気になります。
「あきらめるのか?」
「手に負えないと投げ出すわけか」
「打つ手を考えろ」
⚫︎ケビン・コスナー
映画「アンタッチャブル」でエリオット・ネスを演じたことで高い評価をされます。
後に「フィールド・オブ・ドリームス」「JFK」「ボディーガード」など多数出演します。
⚫︎アンディ・ガルシア
映画「アンタッチャブル」で高評価を得て、「ブラックレイン」「オーシャンズ11」など多数出演します。
⚫︎禁酒法
1920年〜1933年まで続いた法律です。アルコール中毒や犯罪など、トラブルの発生を減らすことが目的です。 家庭内暴力や健康被害、治安悪化は酒のせいだと言うことです。
酒の販売を禁止しましたが、飲酒を禁じたわけではありませんでした。そのため密造酒が増えてアル・カポネのようなマフィアは禁酒法の陰で利益を上げていました。



