グッバイ・レーニン
2003年 ドイツ映画
監督 ヴォルフガング・ベッカー
脚本 ベルント・リヒテンベルク
出演 ダニエル・ブリュール
東ドイツのお話しです。心臓発作で倒れた母がもう一度驚くようなことがあれば命は無いと宣告された息子は東ドイツが崩壊したことを母に隠すのです。
⚫︎あらすじ
東ドイツの首都東ベルリンに住むアレックスは母と姉と暮らしていました。
父は西ドイツに亡命してしまったため、その反発もあって母は東ドイツの国家体制に傾倒していきました。
そんな母が東ドイツの体制に対する反対デモに参加するアレックスを見たためにショックで昏睡状態になってしまいます。
母は8ヶ月後に奇跡的に目を覚ませましたが、次にショックを受けると危ないと医師から宣告されてしまいます。
しかし母が昏睡状態の間に東ドイツは崩壊していました。
アレックスは母がショックを受けないように西ドイツから入る資本主義の波を必死に見せないようにするのです。
⚫︎感想
共産主義だった東ドイツに、資本主義の西ドイツの様々なモノが流入してくる時代の雰囲気が何となく伝わりました。
東ドイツの人たちはすぐにお金を換金しなければ、紙すぐ同然になってしまったんですね…
戦争に負けた日本も戦勝国によって分割されるはずでした。それによると北海道と東北地方はソ連の領土になっていました。
⚫︎東ドイツってどんな国なの?
1949年〜1990まで、約40年続いたヨーロッパの国です。
ナチスドイツは敗戦後に戦勝国により4つに分割されました。そのうちのソ連が分割した地域が東ドイツです。
東ドイツは社会主義国家、ドイツ民主共和国となり、西側3ヶ国(英仏米)の統治した地域はドイツ連邦共和国(西ドイツ)となりました。
東ドイツは社会主義国家の中では、トップクラスの発展をしていて、返還前の香港クラスだったらしいです。そのため『東欧の日本』と呼ばれていたそうです。
⚫︎ベルリンの壁
ドイツの首都ベルリンはソ連が分割した東ドイツ内にあったため、ベルリンの中も4ヶ国で分割しました。
そのため東ドイツの中に西側の地域が出来てしまったため、その地域を囲むように壁をつくりました。
⚫︎ベルリン以外の東ドイツ国境は?
広い地域のため壁の建設はありませんが、有刺鉄線が張られ、歩いて行き来できないように地雷が多数埋められていたそうです。朝鮮半島の38度線を思い浮かべるといいかもしれません。
⚫︎レーニン
ウラジミール・レーニンはソビエト連邦初代トップについた人です。


