私の頭の中の消しゴム
2004年 韓国映画
監督 イ・ジェハン
脚本 イ・ジェハン
出演 ソン・イェジン(スジン)
チョン・ウソン(チョルス)
泣ける映画です。
27才でアルツハイマーになってしまう女性の物語りです。
彼女は肉体的な死よりも、精神的な死が先に来てしまうと医師から告げられてしまいます…
⚫︎あらすじ
アパレル会社に勤めるスジンは不倫相手と別れてショックのままコンビニでコーラを買います。
しかし買ったコーラを忘れてコンビニを出てしまい、急いで店に戻るとコーラを持っている男がいたので、取り上げて男をにらみながらコーラを飲み干します。
そして今度はサイフを忘れたことに気づいたスジンがコンビニに戻ると、レジ担当がサイフとコーラを渡してくれます。
さっき飲み干したのは自分のコーラでなかったと気づきます。
その後、スジンの担当する店の内装工事をしに来たのはコーラ男でした。
スジンがコーラ男に恥ずかしいと思いながら歩いていると、バイクに乗ったスリにハンドバックを奪われてしまいます。
そのスリをコーラ男が捕まえてバックを取り戻してくれます。
スジンはそのコーラ男に恋をします…
そしてその男チョルスとの幸せな日々を過ごすスジンでしたが、医師からアルツハイマーだと診断されてしまいます…
⚫︎感想
スジン役のソン・イェジンはあの『愛の不時着』で北朝鮮に不時着してしまった女性です。
チョルス役のチョン・ウソンは日本の福山雅治と豊川悦司を足したような感じのイケメンです。
そしてスジンの不倫相手のヨンミン室長役のペク・チョンハクは何となく全日本プロレスの小橋健太に似ています。
韓国映画ということで、建設会社の社長令嬢と現場で働く労働者という格差恋愛、そして悲しい病気っていうストーリーです。
そんなふうに韓国あるあるかと思っていたら、何と日テレのドラマを韓国が映画化したそうです。
『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』という題名で、永作博美、緒形直人が演じたそうです。
スジンは不倫相手からフラれ、精神的に強いショックを受けたことも、若年性アルツハイマー発症の原因の一つだと思います。
人にとって強いストレスを受けることは病気の引き金になってしまいます。
若年性アルツハイマー病は家族性アルツハイマー病とも呼ばれていて、家族間での遺伝率が高く、片方の親がこの病気の場合は子供は2分の1の確率でこの病気になるそうです。
ラストシーンは、ファミリーマートで2人が出会うコーラの場面を家族全員で再現します。
するとスジンが「ここは天国なの?」と言うんです。
そして一瞬だけ我に帰ったスジンにチョルスは「サランヘヨ(愛してる)」と言うんです。
大切な人には、日頃からきちんと愛していると伝えておきたいですね。
