告白


2010年 日本映画

原作 湊かなえ

監督 中島哲也

出演 松たか子

   芦田愛菜

   岡田将生

   木村佳乃



13歳の生徒たちが集まる中学の終業式で、担任の女教師は「このクラスの生徒に娘は殺されました」と告白します。



⚫︎あらすじ


「娘はこのクラスの生徒に殺されました」と終業式の日に担任の森口先生が告白します。


騒いでいた生徒たちも静かになります。


そして自分の夫がHIVに感染していたことも明かして、夫の血をその生徒の牛乳に混ぜておいたと言いました。


その生徒は聞いたとたんに気分が悪くなり、周りの生徒から人殺しのレッテルを貼られることになります。



⚫︎感想


なかなか深い内容でした。

娘を殺された母親の復讐劇です。

「湊かなえさん天才だな」と思いました。

湊さんの小説は、読んだあとに嫌な気分になるミステリー『イヤミス』と呼ばれているそうです。


犯罪者にならない14歳の壁っていうのはどうかと思いますね。

酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)と名乗り、日本中を震撼(しんかん)させた神戸連続児童殺傷事件の犯人を思い出します。

当時14歳だった少年は今もどこかで暮らしています。

2人殺しても許されるって言うことです。殺された子供のご両親は、決して許していないと思いますね。


HIVの血を牛乳に入れて飲ませると言うのはHIVの患者を差別している感じがしました。

映画の時代背景だと、まだまだエイズという病気が近くにいるだけで感染るとか考えられていたのかもしれませんですが。


森口先生の娘が森口愛美(まなみ)、この子がなんと芦田愛菜ちゃんです。

テレビドラマMother(マザー)のころのあどけない愛菜ちゃんが、中学生の殺意ある悪ふざけで気絶してしまい、その後プールに投げ捨てられてしまいます。


オーディションで選ばれたという生徒たちの中には後に活躍する井之脇海さん、橋本愛さん、能年玲奈さんなども出演しています。


教師の復讐だけでなく、それぞれの生徒が抱えている家族の問題なども複雑に絡み合っている作品です。