野菊の墓


1981年 日本映画

原作 伊藤左千夫

監督 澤井信一郎

脚本 宮内婦貴子

出演 松田聖子

   桑原正



15才の政夫と17才の民子の淡い恋物語です。伊藤左千夫の小説『野菊の墓』を映画化しました。



⚫︎あらすじ


矢切の渡し付近にある旧家に住む政夫の母は病気だったため、いとこの民子が家事の手伝いに来ていました。


15才の政夫と17才の民子はとても仲が良くいつも二人で話しをしていました。


ですが年ごろの娘が息子に近づくのを嫌った母から距離を置くように民子は言われてしまいます。


ある日、綿花を摘みに二人で山に行くよに命じられます。二人は喜びを隠し山に向かい楽しく作業します。


政夫は途中で野菊を手にして可憐で優しい民子のような花だと言います。


すると今度は民子が美しいリンドウの花を見つけて政夫さんのような花だと言います。


家に戻ると帰りが遅かったことを問題視して、二人を引き離すために政夫を早めに学校に行かせ、民子には見合いするようにしてしまいます。


民子は泣く泣く嫁に行きますが流産してしまい体調を崩して亡くなってしまいます。


亡くなった民子の手のひらには政夫の写真を握りしめていました。


政夫が民子の墓に行くと何故か野菊の花がたくさん咲いていました。



⚫︎感想


いやぁ泣けます


これぞ日本文学です。


欧米の映画には少ない、相手を花にたとえて賛美する。


そしてただ手をつないだだけで燃えるような想いがあることが伝わってきます。


昔の日本はたとえ好き同士でも結婚なんて出来なかったんですね…


松田聖子初主演映画です。

是非観てみてください。