ボーダーライン(SICARIO)
2015年 アメリカ映画
監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本 テイラー・シェリダン
出演 エミリー・ブラント
ペチニオ・デル・トロ
ジョシュ・ブローリン
原題「SICARIO」とは暗殺者です。
FBIのケイトには理解できないやり方でコロンビア人のアレハンドロは麻薬カルテルを銃殺していきます。
⚫︎あらすじ
FBIのケイト(エミリー・ブラント)は誘拐事件を追ってアリゾナ州チャンドラーの家で無数の死体を発見します。
その後ケイトは、国防総省のマット(ジョシュ・ブローリン)のチームに加わりメキシコの麻薬カルテル撲滅に向かう任務につきます。
エルパソで謎のコロンビア人アレハンドロ(ペチニオ・デル・トロ)と合流してデルタフォースとともにメキシコのシウダー・フアレスに移動します。
そこでカルテル幹部をメキシコ警察から引き取りアメリカに戻る途中でカルテルから狙われて銃撃戦になります…
⚫︎感想
メキシコって怖いところなんだなぁと感じてしまいました。
メキシコ人が全て悪い人とは思いませんが、アメリカの大統領が壁を作ってメキシコからの不法移民を入国させないようにするのもわかる気がします。
FBIの女性ケイトが主人公として描かれてはいますが、本当の主役は謎のコロンビア人アレハンドロです。
ちょっと日本の俳優の古谷一行さんに似た感じの渋くてめっぽう強いおじさんです。
メキシコの麻薬カルテル相手には躊躇なんかしていたら撃ち殺されるんですね…
今回の映画でもわからないことが沢山ありました。ちょこっと調べてみました。
⚫︎メキシコって怖い国なの?
2021年、世界危険な街ランキング1位はメキシコのセラヤです。しかも世界危険な街ランキング10の中の7つがメキシコの街というネット記事がありました。
2019年の殺人事件は34,582件で、その年の日本の殺人事件は950件だったので約35倍くらい殺されている計算になります。危ない国であることだけは間違いないようです。
ですが「メキシコ楽しいよ」って言う記事もたくさんありますので、十分気をつけて危ないところに近づかなければ旅行にも行けそうです。
メキシコに住んでいる日本人に言わせると「メキシコはとてもいいところです!日本が世界一安全すぎるだけ」なんだそうです。
⚫︎FBI(連邦捜査局)とは
一般の州警察とは異なり、アメリカ全土の治安を維持をします。州をまたぐような大きな事件はFBIってことですね。
ちなみにCIAは中央情報局で、大統領直属の情報を集めるスパイ集団です。イギリスのMI6ですね。
国防総省とは、アメリカ軍のことです。本庁舎はワシントンにある五角形の建物でペンタゴンと呼ばれています。
⚫︎メキシコ麻薬カルテル
カルテルとは企業の独占形態の一つです。価格を不当につり上げたりして経済を停滞させるため世界中で規制されています。
麻薬の最大消費国はアメリカです。ベトナム戦争で兵士が使用したり、ヒッピーが使用したりすることで麻薬の消費が増えました。
麻薬の取締りが厳しくなると、生産地であるコロンビアからアメリカに空輸することが難しくなり地続きのメキシコ経由での麻薬密売ルートが増えていきました。
のちにコロンビアの麻薬組織がアメリカにより壊滅したため、メキシコカルテルが強い力を持つことになります。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品
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