春にさんぽしながら見られる雑草たちは、よく観察すると可愛い花を咲かせています。


これらは世界中からやって来た帰化植物が多く、日本中の至るところに普通に生えています。


道端のコンクリートの隙間、街路樹の脇の小さな土のあるところなどで見つけてみてください。



🌸ホトケノザ


ホトケノザは茎を囲むような葉の形が仏様の台座のように見えるため付いた名前です。

春の七草の「仏の座」は別の花なので間違えて食べないでください。春の七草の「仏の座」はコオニタビラコと言う黄色い花です。


科・属名「シソ科オドリコソウ属」

開花時期「3月〜6月」

原産国「ユーラシア・アフリカ」



🌸ヒメオドリコソウ


ホトケノザと間違わないで下さい。

日本原産の30~40センチほどの大きさになる踊り子草より小さいため姫踊り子草という名が付いたそうです。


科・属名「シソ科オドリコソウ属」

開花時期「3月〜6月」

原産国「ヨーロッパ」



💠ミチタネツケバナ


ヨーロッパから入ってきた帰化植物です。繁殖力が強いため「不屈の心」という花言葉です。アブラナ科なので天ぷらや漬物として食べることができます。花の横から上に突き出ているのは果実で熟すと弾けてタネをとばします。


科・属名「アブラナ科タネツケバナ属」

開花時期「2月〜4月」

原産国「ヨーロッパ」



💠キュウリグサ


2ミリほどのとても小さな花です。よく見ると忘れな草に似たカワイイ花です!

茎を切って鼻に近づけるとホントにキュウリの香りがします。


科・属名「ムラサキ科キュウリグサ属」

開花時期「3月〜6月」

原産国「日本・アジア・ヨーロッパ」




🟡ノボロギク


キク科の花ですが花はこれ以上開かないようです。この状態でツボミではなくて咲いています。ヨーロッパから来た帰化植物で、今では日本中に咲いている雑草です。キク科ですが毒性がありますので食べられません。


科・属名「キク科キオン属」

開花時期「5月〜8月・年中」

原産国「ヨーロッパ」




💠ハコベ


むかしヒヨコのエサとしてよく摘んでいました。春の七草の1つです。茹でてお浸しにしたり薬用にも利用できます。

今回はブロッコリー畑で見つけました。ハコベは寒風が土に当たるのを防ぎブロッコリーがよく育つためのコンパニオンプランツなんだそうですよ!


科・属名「ナデシコ科ハコベ属」

開花時期「2月〜11月」

原産国「旧大陸」



🌸アメリカフウロ


北アメリカ原産の帰化植物で、いまでは日本中の道端で見られます。葉や茎は食用にもなりますが不味いらしいです。

ネイティブインディアンは薬用として消毒などに使用していたそうです。


科・属名「フウロソウ科フウロソウ属」

開花時期「5月〜9月」

原産国「北アメリカ」




💠オオイヌノフグリ


明治初期に伝わった帰化植物です。日本古来のイヌノフグリよりも大きいためこの名がつきました。

犬のフグリとは犬のタマタマということです。それは種子の形がフグリに似ているからですがオオイヌノフグリの種子はハート型らしいです。


科・属名「オオバコ科クワガタソウ属」

開花時期「2月〜5月」

原産国「ヨーロッパ」




💠コゴメイヌノフグリ


ヨーロッパ原産で1960年に東京の小石川植物園で栽培されていたものが逸出して東京都内で見られるようになったそうです。ただのオオイヌノフグリの白ではないんですね!


科・属名「オオバコ科クワガタソウ属」

開花時期「3月〜4月」

原産国「ヨーロッパ」




💠ナズナ


ペンペン草は実の形が三味線のバチに似ていることから名付けられたそうです。言われてみれば葉っぱだか実だかはわかりませんがそんな形をしていますね。

調べてみると春から夏に白い花と三角形の果実をつけるとあるので実のようです。ビンボウグサと呼ばれることもありますが、春の七草で食用にもなるし、薬用効果もあります。


科・属名「アブラナ科ナズナ属」

開花時期「2月〜5月」

原産国「東ヨーロッパ・西アジア」



💠オランダミミナグサ


ヨーロッパ原産の帰化植物です。道端などに極普通に生育しています。ナデシコ科なのでハコベと似ています。


科・属名「ナデシコ科ミミナグサ属」

開花時期「3月〜5月」

原産国「ヨーロッパ」



🌸ヤハズエンドウ


古代では食用栽培もされていました。

今ではどこにでも生えている雑草ですが若芽や豆を食用に利用できます。

いざというときはヤハズエンドウを探して食しましょう(^.^)


科・属名「マメ科ソラマメ属」

開花時期「3月〜6月」

原産国「ユーラシア暖帯〜温帯」



💠ノミノツヅリ


見逃してしまうほど小さい花です。

乾燥したところが好きでアスファルトやコンクリートの隙間から出ることも多くあります。


科・属名「ナデシコ科ノミノツヅリ属」

開花時期「3月〜6月」

原産国「ユーラシア」



🟣ツタバウンラン


葉っぱが蔦に似ていて、花が海蘭に似ているため蔦葉海蘭と名付けられました。

見た目に地味な印象の小さな花ですが食べられるし薬効もあるそうです。

ポリフェノールが豊富で身体に良い植物です。美容効果、若返り効果、肝機能向上などがあります。


科・属名「オオバコ科ツタバウンラン属」

開花時期「3月〜11月」

原産国「西アジア・欧州南部・北アフリカ」




🟡ノゲシ


背の高いタンポポと思ってました(^^)

春先から秋ごろまでタンポポのような花を咲かせて、茎が50~100センチほどの高さになる植物です。

ノゲシは食用にもなります。しかも糖尿病や咽頭炎などに効く薬用効果もあります。


科・属名「キク科ノゲシ属」

開花時期「5月〜8月」

原産国「ヨーロッパ・西アジア」



小さな雑草の花もクローズアップして観るとなかなかキレイですね。


しかも食べられる雑草って、わりと身近に生えているもんなんですね。