2009年に大ヒットしたインド映画です。
主人公の1人ファルハーンは、飛行機が飛び立つ寸前に行方不明の友人ランチョーの消息を知ります。
ファルハーンはもう1人仲の良かったラージューと共に出身大学に向かいます。
そこから名門インド工科大学で繰り広げられる3人組のドタバタ回想シーンが始まります。
回想シーンから登場する主人公のランチョーは「Aal Izz Well」(うまくいく)が口グセの大学生です。
インド映画ですので、もちろん歌うシーンがあります。この「オール イズ ウェル」を歌いながら問題を解決していきます。
インド学歴社会のなかで、学歴ではなく純粋に学びたい学生ランチョーのお話しです。
ちょっとだけインドの勉強をします。
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インドにはカースト制が残っています。カースト制とはバラモン教によってつくられて、ヒンズー教に引き継がれた身分制度です。
身分階層(ヴァルナ)
①バラモン…司祭
②クシャトリヤ…王族・士族
③バイシャ…庶民
→ここまでが上位カースト
④シュードラ…奴隷
→ここまでが下位カースト
⑤ダリット…不可触民
→見るのも触るのも汚い人
カーストにも属さないダリットの人たちに対する差別や暴行、強姦は今でもひどいそうです。
職業差別(ジャーティー)
インドの人は生まれながらに職業が決まっています。親が庭師なら子供も庭師です。結婚も同じジャーティー同士でします。
人口12億のインドでは、職業を分けることで、他人の職業を奪わないという社会保障的な部分もあるようです。
インドでは苗字を見れば職業がわかるため、すぐに身分が知れてしまいます。そのことが差別にもつながっています。
ITは新しい仕事のため、まだ職業差別(ジャーティー)がありません。これはカーストから抜け出すチャンスです。
しかしカースト上位の人しか教育は受けられないので、ITに進めるのはカースト上位の人だけなのです。
また、インドは学歴社会の厳しさに耐えられず自殺する人が多いことも社会問題になっています。
インド人はイギリスに統治されていたためヒンズー語と英語が話せます。
数学が得意で皆んな2桁のかけ算が出来るそうです。
人口が多くて、英語が話せて、数字に強い、インドは必ず世界を制する国になっていくんでしょうね。
