聞き方で会話が続く



⚫︎会話とは「話す」より「慮る(おもんばかる)」こと


人は自分の話をしたいものです


“自分の話を聞いて欲しい”

“気持ちをわかって欲しい”


「会社をやめたい」と言われたら


「どうして?」

「やめてどうする?」と先を急がず


「何か嫌なことがあったの?」

「しんどいの?」


まずは相手の気持をくみ取るようにしましょう。


また、話を聞くときは「うんうん」「えー」と、あいづちを打ちながらきちんと反応するようにしましょう。


(「慮る」おもんばかるとは、深く考えること。思い巡らすこと)



⚫︎オウム返しして語尾に♪をつけてみる


「きのう浅草でご飯食べてね」


→「ええ!浅草ですか♪」


相手に対して「羨ましい」「いいですねえ〜」の「」のところが大事です。


(これは、顔の表情が大事だな!)



⚫︎返事のフレーズを持とう


✖️大変ですね

→◯しんどいですね


✖️良かったですね

→◯楽しみですね



⚫︎沈黙は休憩時間と考えよう


一緒に居て落ち着ける人とは、沈黙をも共有できる人なんです。焦らず、ゆっくり会話が始まるのを待ちましょう。




話題選び



⚫︎1週間以内の出来事にネタがある


ちょっとムッとした

ちょっと悔しかった

ちょっとホッとした

ちょっと嬉しかった

ちょっと照れた

ちょっと寂しかった

ちょっとウキウキした


このような、ささいなことから楽しい話が生まれるものです。


電車で立っていると、前に座ってた人が読んでいた本をカバンに入れた。そしてそのあと寝てしまった。(なんだよ、降りないんかよ!と思った)

こんな座りそこねた話でいいんです。



⚫︎日常にもネタがある


人は朝の時間の使い方1つでも、それぞれ違います。20分で用意出来る人、2時間掛かる人など。


1週間で何曜日が1番つらい⁈

疲れたときのだらけ方!


(そう考えると話題があるかもな⁈)



⚫︎弱さ、いたらなさを出す


ほとんどの人はコンプレックスを持っています。それを話してみましょう。


モテない

お化けが怖いなど


(自分のダメなところを話すんだな)




質問のツボ



⚫︎どんな気持ちだったの?と相手の気持ちを聞いてみましょう


「ムッとくることもあるでしょう」

「嫌になることもあるでしょう」



⚫︎「でしょうねー」でつなぐ


「軽井沢に行って来ました」


✖️えー、天気良かったですか?

「うん、良かった」で終わる


◯  えー、楽しかったでしょうね!

「仲間とゴルフしてね〜」と続く


(話の上手い人は「でしょうね」でつなぐらしい。そう言えば、くりぃむしちゅーの上田さんも良く使ってるなぁ…)


旅行はお好きですか?

→「いいえ」で終わる


旅行もなさるんでしょうね⤴︎

→「旅行はそんなにですが写真好きで」


でしょうねなら、付随することも話してもらえる。



⚫︎相手の瞬間の気持を聞く


「海に潜った瞬間はどんな感じ」


「車に乗ってるときはどんな気持ち」



⚫︎趣味の話は相手を主人公にする


「休みはアクセサリーを見て歩きます」


✖️「H&M出来ましたよね」

→これでは終わってしまいがち


◯見て歩くのって楽しいでしょうね⤴︎

→「大好きなアクセサリーがあってネ」と相手が会話をしたくなる


「スーパー銭湯に行って来ました♪」


◯いい気持ちだったでしょう⤴︎

◯最近色んなサービスあるでしょうね⤴︎


とくに自分がよく知らない話の時は「話題は相手の中にあり」を意識して聞き役に徹しましょう。


(ふむふむ、こんなふうに相手を主人公にして話を続けていくんだな…)




受け答えの技術



⚫︎次の会話が出てこないときは「はい」のあとに自分の情報を付け加える


「会社から家まで遠いの?」


✖️「はい…」

◯「はい、だいたい1時間ぐらいです。ですから冬は真っ暗なんですよ」



⚫︎ねぎらいの言葉でいい雰囲気に!


「暑かったでしょう」

「荷物重かったでしょう」


〜でしょう」と相手の苦労に目を向けていたわることです。



⚫︎話題が尽きたときの一手


相手の持ち物や、手に貼った絆創膏など目に見えるものをヒントにしましょう。


「携帯電話××社ですか」

「お洒落なカバンですね」

「その手はどうしましたか」


天気の話や、外の風景にも話題があります。


「日が暮れるのが早くなりましたね」

「マンションがどんどん建ちますね」

「あの店員さん動きがいいですね」




気軽に話せる関係づくりのコツ


⚫︎自分からあいさつする


第一印象は出会って10秒で決まります。まず自分からあいさつしましょう。



⚫︎アイコンタクトを送る


相手が目を合わせてくれるまで優しい視線を送りましょう。たいていの人は優しい視線の人を拒否できません。



⚫︎奥の手は名前を呼ぶこと


「◯◯さん、おはようございます」

相手がこちらを向いた瞬間に、目と目を合わせて「おはようございます」と言うと、相手も大人として恥ずかしいと思い、だんだん心を開いてくれるかもしれません。


(相手の目を見て、名前を呼ぶってことが大切なんだな…)




人の輪にすんなりとけこめる



⚫︎苦手意識の理由


自分が話さず注目されず孤独を感じる


あなたも何か話したらと言われて焦る


心の中でつまんないと思っていると、表情が冴えず、なんとなく拒絶した雰囲気をかもし出してしまいます。


まず話してる人を見ることに集中する、そして、話し手の話にうなずいて反応する。


これだけでも、みんなの気持ちに高揚感や一体感が出てきます。


⚫︎周囲の人と呼吸を合わせる


スポーツや漫才などは「息を合わせる」ことが大切です。


会話も同じです。皆んなと一緒に笑ったときや「ほー」とか「ふーん」とか言うと息を吐きます。その後で息を吸います。それだけで全員の息が合ってきます。


皆んなが盛り上がったときなどに、呼吸を合わせてみましょう。



⚫︎全員が参加できる話題を選ぼう


例えば2030代の未婚者が多いメンバーなら


「最近テレビで、女性が結婚相手に望む年収は、最低でも〜万円と言ってたけど、皆さんそうですか?」


こんなふうに、その場のメンバーに合いそうな話題をストックしておこう。




一目置かれる話し方



⚫︎相手の変化に気づくと喜ばれる


身だしなみ、行動の変化をキャッチ


「あ、髪切りましたね」

「今日ピンクですね(服装)」



⚫︎相手の名前を散りばめる


「社長」と呼ぶより「野口社長」の方が親しみがわきます。


「食べ物はなにが好きですか」より「鈴木さんは、食べ物はなにが好きですか」の方が、相手も距離を縮めてくれるでしょう。



⚫︎女性にもてる秘訣


「私って面倒くさがりなんです」

「ああ、傘も持たないんでしたよね」

「えー、覚えているんですか!」


以前話していたことを覚えていて、後日持ち出すと、喜んでくれるものです。


(これは銀座のホステスさんも使うテクニックだよな…)



⚫︎ネガティヴな話は、まず共感!


「仕事辞めたいんだ」


相手がネガティヴな話をしたときは、励ましや、自分の経験談などは少しもいりません。なかでも1番迷惑なのはポジティブな意見です。


励ますと相手は「わかってもらえない」という気持ちになります


「辞めたいんだ」

「仕事向いてない気がするの?」

と、相手の気持ちをわかってあげる言葉を送ります。


そして相手がネガティヴな言葉を吐き出すことで不思議なことにネガティヴな気持ちが薄らぎます


「泣くだけ泣いたらすっきりした」というふうになるものなのです。



⚫︎相手の間違いは正さず質問する


例えば若い社員が「会社では、いい人間関係は要らない」と言ったなら「バカ者!」と一喝するより、「あなたは人間関係は要らないと思うんだ」とまずは、受け止めてあげましょう。


人によって価値観が違うものです。相手の考え方が違っていると感じても、いきなり「おかしい」「違う」と決めつけないことです。


「あなたはそう思うんですね」と一度受け止めます。その後に質問して、相手が矛盾に気づくようにしてあげましょう。



⚫︎会話は技術より思いやり


相手がどんなことを知りたいのか、あるいはどんな気持ちをわかって欲しいのか、共感して欲しいのかに目を向けてみましょう。




私は、とくに人と話すのが苦手だと思ったことはありませんでした。


ですが、それは周りの聞き上手な人に恵まれているからだと気付きました。


これからは、もっと相手の名前を呼び、人の話を良く聞いて、共感できる人になりたいと思います。