30年ほど前に香港・マカオ・深圳へ旅行に行ったときの話です。
当時は中国にあるのに香港はイギリス領、マカオはポルトガル領、深圳は中国でした。近くでも統治する国が違うので違った雰囲気を味わうことができました。
香港
⚫︎街は混ぜこぜ感があって楽しい
セブンイレブンやサークルKなど日本でもお馴染みのコンビニがたくさんあります。繁華街に行くと安い雑貨屋さんや洋服屋さんがたくさんあります。
割り箸に刺さったフルーツを売る屋台もたくさんあって南国っぽいです。
日本より大きめの麻雀牌で外で麻雀をしている人がいます。日本の縁側将棋みたいなものなんだと思います。
⚫︎なんとなく薄っぺらいホテル
まあ一流ホテルではないので仕方ないですがホテルの壁が薄い気がします。違法建築?と疑いたくなります。ホテルの隣にある高層ビルには普通に暮らしている家族の食事風景が見えます。またその隣では10階以上なのに竹籤を組んでビルを作っています。
聞いてみると香港は大陸プレートの上にあるので、ほとんど地震が無いため建物の耐震基準が低くても大丈夫なんだそうです。
⚫︎道端の屋台はドブ臭かった
ホテル近くの屋台で食事してみました。なにやら貝などの海産物だったと思いますがドブのような味がして食べられませんでした。
自分以外の人は笑って食べていましたし、お腹も壊していないので大丈夫なんだとは思いますがおすすめしません。
⚫︎お寺がたくさんある
香港のお寺は独特の雰囲気があります。お線香が渦巻き状だったりします。そして急に爆竹が鳴り響きます。慣れない日本人は驚くと思います。
⚫︎フカヒレたくさん食べた
香港通から聞いたレストランに行きました。名前は忘れてしまいましたが、その店ではフカヒレが5〜6枚ぐらい入ったスープをリーズナブルな価格で頂くことができました。フカヒレが多すぎてもありがたみが無くなります。
⚫︎オープンエアのバス
香港ではオープンエアの2階建てバスに乗って走るツアーが人気です。無数の看板の下スレスレを走るのでぶつかりそうなスリルが味わえます。
香港の看板は空港が近いので、パイロットが誘導灯と間違えないために点滅しないそうです。
⚫︎ビクトリアピークの夜景
バスツアーの終点は大体ビクトリアピークの夜景がお決まりのコースです。
香港は函館、ナポリと並ぶ世界三大夜景です。象徴的な屋上が三角形のビルが目に焼き付きます。近くでは夜景の油絵をたくさん売っているのでお土産に買って帰りました。2,000円ぐらいだったかな。
⚫︎船上レストラン「ジャンボ」
こちらも香港ツアーの定番です。濁った水槽から取り出した魚の料理が、ニコリともしないウエイトレスによって運ばれてきます。香港のサービス業にはスマイルは皆無です。
別のツアーの人たちと大きなテーブルを囲んで座って食事しました。耳の不自由な人たちのグループと、年配の人たちのグループと仲良くなりました。
話を聞くとツアーによって船上レストランの値段がバラバラでした。適当な業者も多いのでボラれないように気をつけてください。
マカオ
⚫︎マカオまでは船で行った
香港からマカオまでは高速船で行くと聞いていたのですが、普通のスピードで1時間ぐらいの船旅でした。
香港〜マカオ間の距離は65.7kmです。
⚫︎薄っぺらい聖ポール天主堂跡
マカオ1番の観光スポットです。世界遺産ですが火事で焼けてしまい前面の壁だけが残っています。
みんな、ここの前で写真を撮るのが定番です。
⚫︎カジノですっからかん
30年ほど前からマカオにはカジノがありました。見慣れたスロットマシンやルーレット、VIP専用の部屋などがあって楽しそうです。
さほどお金は持っていませんでしたが、その日の手持ちは全て使ってしまい夜のマカオの街をトボトボ歩いて帰ったのも思い出です。
深圳(シンセン)
⚫︎入国審査はなかなか厳しかった
香港から深圳に入るときはパスポートを出しての入国審査があります。けっこう厳しくて時間がかかりました。
⚫︎まだまだ発展する前の深圳でした
マーケットではニワトリや犬をせまい鳥カゴにいれて売っていました。きっと食用なんだと思います。売っている少女はニコリともしません。
⚫︎お土産屋さんは掛け軸と水墨画
やはり漢字文化の国だからか、お土産は床の間に飾る掛け軸や水墨画が多いです。墨や彫刻されたすずりなども置いてありました。それを見ながら日本人のツアー客が「いらね〜」と言いながら歩いていました。
⚫︎Tシャツのロゴがめちゃくちゃ
日本のアニメ「キャンディ・キャンディ」がワンポイントで入ったTシャツも売っていていました。そのTシャツのネームロゴはカルバンクラインでした。
⚫︎「世界の窓」に行った
世界中の建物のミニチュアが並んでいて中国版の東武ワールドスクエアみたいな感じのところです。
フランスの凱旋門やエッフェル塔、エジプトのピラミッド、カンボジアのアンコールワット遺跡などがあります。
⚫︎トイレ係の女性がいる
世界の窓のトイレの話です。トイレの入口にはトイレ係の女性がいます。
まづはトイレ使用料を払い、紙の量を「どのくらい使うのか⁈」と聞かれます。だいたいの紙の量を答えて、紙をもらって入ります。
トイレ内はただ一本の溝が掘られていて、そこにしゃがんでする方式でした。ついたてやドアもありませんでした。
⚫︎写真の撮り方が独特
これも「世界の窓」での話です。記念写真を撮る女性がいました。
その女性は、足を揃えてしゃがみ、顔だけ横を向く独特のカタチで写真を撮っていました。中国の正式な写真の撮り方なんでしょうか…
これが、香港・マカオ・深圳ツアーの思い出です。現在では香港もマカオも中国になり特別行政区になっています。
深圳は開発されて高層ビルが立ち並ぶ風景に様変わりしています。
今思えば、イギリス領やポルトガル領だった頃に旅行に行くことが出来て良かったです。
旅行中に日本ではオウム真理教の地下鉄サリン事件(1995.3.20)がありました。
帰国したときは日本中が大騒ぎになっていました。
今思えば、1995年は1月に阪神淡路大震災があって、3月にはオウム真理教の地下鉄サリン事件があった大変な年だったと思います。
