イギリス国王は吃音に苦しんでいた。


妻は人づてに聞いた吃音を治すオーストラリア人医師のもとを訪ねる。


王家のものが平民と対等に話をするなんていうことがありえない時代に、医師は人として同等な態度で治療をする。


最初は平民呼ばわりしていた王もだんだん心を開き、治療を受けるうちに友情さえ生まれてくる。


そして最後には立派に国民の前でスピーチをする。




イギリス王ジョージ6世と吃音療法士ライオネル・ローグとの史実をもとにした映画です。


ライオネルはアルバート王子(のちのジョージ6世)を見て吃音は病気ではなく精神的な問題だと見抜く。


厳格な父から王家の子として厳しく育てられたこと、乳母に叱られ食事をもらえなかったこと、無理矢理に左利きを右利きに矯正されたことなどが原因だった。


時代は第二次世界大戦のころで、ヒトラーがイギリスにも攻めてくるため国民の統一を促す国王のスピーチが必要だった。




こんな映画が撮れるイギリスは進んでいると思いました。日本で皇室をこのように映画化するのは無理ではないかと思います。


吃音とは言葉が詰まってスムーズに出てこないことで、いわゆるどもりです。(現在ではどもりは差別用語です。)