毎週月〜木TOKYO MXの夜9時からの「バライロダンディ」で放送された苫米地博士のすごい思考です。


「世界の富を限界費用ゼロの巨大企業群に独占させないために」


コロナ禍でもGAFAは業績を伸ばし富の独占は止まりません。そこで苫米地博士が格差を解消するための新通貨の提案をします。


⚫︎巨大企業による市場独占


巨大資本のファイザーやモデルナクラスになると国家以上の企業になっていて、各国の首相が頭を下げてやっとワクチンをもらいに行っている現状です。


ワクチンの有害事象も今後10年間はファイザーの許可なしでは発表してはいけないと言うファイザー社と国との契約があるんです。


ダボス*では2100人のお金持ちが、世界の46億人の富と同じだけの富を持っているという数字まで出ています。


ダボス会議とは

世界経済フォーラム、年1回スイスのダボスで開かれる世界情勢の改善に取り組むための国際機関


⚫︎限界費用


生産1単位あたりにかかる費用のことです。 たとえばパンを作っているお店があと1個だけのパンを作るためにかかった費用のことです。


・固定費用

生産台数にかかわらず固定的な費用

開発・設計費、工場建設費、設備投資費、広告費


・限界費用

1単位を生産するために要する費用

材料費、光熱費、輸送費、加工組み立てのための人件費


物理空間では必ず発生する限界費用が情報空間では限界費用が働かないんです。


デジタルデータでは、完全な複製を追加的費用、すなわち限界費用がほぼゼロで行うことが可能なんです。


情報データのあるサーバー上に1人アクセスするのも10万人がアクセスするのも同じことです。すると情報空間では富の独占が起きています。


⚫︎情報空間では限界費用が働かない


金融商品取引も情報空間

ウオール街の巨大金融企業の富は無限に増殖中です。


想定元本*なんですが金利はリアルに発生するので、どんどんと利益が生まれ富める人は無限に富めることになります。


*想定元本とは

デリバティブ*取引においての仮想的な元本のこと


*デリバティブ(派生的)とは

オプション、先物、スワップなどの金融派生商品のこと

 例) 江戸の米取引

米は天候によって出来が違います。商人たちは米の価格を先に決めておき相場が乱高下したときのための不安を取り除きました。これが先物取引の原型です。


実際にイーロンマスクがTwitterでつぶやいただけで1000億円以上あがったりしたこともあります。


問題なのは情報空間の価値で物理空間の資産を購入できてしまうことです。そのためますます貧富の差は拡大してしまうことになります。


しかも超巨大企業はダブルダッチサンドイッチ*などで税制から逃れ国家をも超越している


*ダブルダッチサンドイッチ

各国の税制に目を配り高税率の国から低税率の国または無税の国に所得を移転し合法的に節税すること。もともとAppleが開発しGoogleやFacebookも利用している


⚫︎巨大企業は排他的*技術と資金で各国を支配し民主主義は形骸化*された


*排他的

特定の人間、組織、主義主張を優遇して他を退けるという意味


*形骸化

誕生成立したときの意義が失われて中身のない形だけの骨だけになってしまうこと


そこで苫米地博士は情報空間用通貨と物理空間用通貨を分ける提案


ベチユニット

苫米地博士が1990年代に開発した世界最初の仮想通貨


注)仮想通貨

ブロックチェーン*のアルゴリズム*は「サトシナカモト」という人物が生み出したとされている。サトシナカモトが誰なのかは誰も知らない


*ブロックチェーンとは

ホストサーバーが無く個々のPCが繋がっていて皆んなでデータ共有している。参加者の中に不正を働く者や正常に動作しない者がいたとしても正しい取引ができ、改ざんが非常に困難で、停止しない、多数の参加者に同一のデータを分散保持させる仕組み


*アルゴリズム(やり方)

ある特定の問題を解く手順を単純な計算や操作の組み合わせとして明確に定義したもの。ITではコンピュータにプログラムで実行させることができるというように定式化された処理手順のこと


⚫︎NFT型半減期通貨の提案


通貨とは本来交換するための機能。なのに物と物とを交換しても通貨だけが残るのはおかしい。通貨が交換するための機能ならば交換したときに消えないとおかしい!


・NFT型未採掘地下資源単位紐付け通貨


金など地下資源を採鉱せずに、埋蔵kgごとにNFT*(非代替性トークン)を発行


*NFT(Non Fungible Token)

物理資産に代替不可能な固有のトークン(しるし)を発行する技術。デジタル資産やデジタルアートなどに対する証明も可能


日本美術でデジタルアートも手掛けている村上隆さんは著作権をNFTで売ってしまった。本当は著作権は持ったまま送信可能化権*をNFTトークンで売るべきだったんです。


*送信可能化権とは

アップロード権ともいいます


埋蔵量を掘り出さずにステーブルコイン*を発行します。これを担保にして開発資金を開発しないで調達できるようになります。


*ステーブルコインとは

担保をつけることなどで安定した価格を実現できるよう設計された暗号資産(仮想通貨)。


⚫︎NFTを半減期通貨にする

法貨や金融商品などの交換を禁止すればNFTの半減期通貨化も可能


半減期通貨のマイニング(採掘)と言う論理採掘を進めるのが望ましい含み資産に有効


⚫︎法貨と交換しないNFT型半減期通貨は弱者を守り民主主義を守る


これから生み出される価値は高度に情報空間上に構築され巨大企業が独占


巨大企業軍は国を超越し法も届かず政府やメディアを支配し民主主義は形骸化


食料、医療、教育や生活必需品向けに巨大資本支配の法貨と切り分けた通貨を


《感想》

なんだかどんどん難しくなってきましたね… 


でも物理空間では必ず発生する限界費用が情報空間では限界費用が働かないというのは勉強になりました。


たしかに映像や音楽などは無限にコピーできてしまいますもんね。


毎回毎回かならず限界費用が掛かる物理空間で出来た車や洋服と、限界費用が無い情報空間で出来た映像や音楽が同じ流通通貨ではダメなのかもしれません。


物理空間での通貨と、情報空間での仮想通貨というハイブリッド時代になるのかもしれません。


そうなると逆に現物価値のあるレコードやカメラなどが再度人気が出るかもしれませんね。


ちょっと難しいので、ちゃんとした内容はYouTubeで見てください!

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