欧米人は汚れた公衆トイレを歩いた靴のまま自宅に入るわけだからコロナウイルスも広まる


イギリスでは黒人差別よりもチャヴと呼ばれる最下層の人に対する差別が問題になっている


などなど知らなかったことや、今まで自分が思っていたことと違うことが沢山ありました。


本の内容で気になったところを少しだけ自分なりにまとめてみました。


⚫︎グローバル化の問題

グローバル化によってコストダウンにはなったが、国内に仕事が無くなった人は生活が苦しくなりました。さらにコロナになって感染リスクも高くなりました。


⚫︎欧米人はマスクをしない

マスクしないことは「個人の権利」なのです。しかも欧米人はマスクに対して「異常な病気の人」というイメージを持っています。そもそも英語圏の人は口元を見て話すので口元を隠すことは本心を隠すことなんです。


⚫︎欧米のひどい衛生管理

食事の前に手を洗う習慣はありません。外の汚れたトイレを歩いてきた靴のまま家に入り、そのカーペットの上を子供たちが寝転んでいます。


⚫︎富国強兵がコロナから救った

かつての日本の学校教育は富国強兵をモットーにしてたので心身を鍛え衛生管理を徹底していました。その名残が運動会の整列や行進です。


⚫︎欧米人はすぐに訴える

英語には「水に流す」という表現はありません。相手が謝罪しても責めに責め損害賠償を請求したり、失脚させるための材料にします。


⚫︎人種差別にもカーストがある

黒人差別が大きな問題になっていますが、アジア人差別はあまりニュースにもなりません。欧米には根強いカースト差別があり東アジア人は最下位にいます。


⚫︎海外の学校はITが当たり前という誤解

欧米の学校は日本とは比べ物にならないくらいの教育格差があります。

底辺の学校は麻薬をめぐる抗争で殺傷事件もおきます。IT化しているのは上層の学校だけです。


⚫︎日本の子どもは安全

日本以外の国は治安が悪く、幼稚園児や小学生が外で自由に遊べる国はありません。ましてや1人で登校するなんてありえません。


⚫︎イギリス王室

イギリスではメーガン妃は人種差別問題ではなく身勝手な嫁と思っている。とにかくイギリスでは女王への無礼だけは誰も許さないのです。

近代経済学の父アダム・スミスを生んだイギリスではpublic(公)という考えがあります。イギリス王室は国民にとっての公共財でありハリーとメーガンはそれを勝手に商標登録して商売にしてしまったのです。


⚫︎イギリスにいる黒人は奴隷ではない

イギリスは移民国家では無いです。戦後の労働力不足のためカリブから移民して来た黒人が居るだけでアメリカのような差別は無いです。むしろイギリス的なマナーや言葉を身につけていて品格があれば尊敬されます。


⚫︎欧米でFIREムーブメントが広がる

financial independence retire earlyの頭文字で経済的独立、早期引退のことです。FIARのやり方はYouTuberbloggerが教えてくれます。彼等は堅実に貯蓄して確実な株式投資をしています。


⚫︎日本は成り上がりしやすい国の6

日本は公的教育レベルが高く、費用も安価なため親を抜いて成り上がる率が高いのです。


⚫︎イギリスはヤク中とヤンキーが多い

ドローンで麻薬売買するため警察は不審なドローンに目を光らせています。

パンクやハードロックを生んだイギリスはチャヴと呼ばれるヤンキーが多く、麻薬やナイフによる殺傷事件も多発しています。


⚫︎ポケモンは世界一のコンテンツ

韓国アーティストのBTSや韓国ドラマがすごいように思いますが、実は日本は負けてないんです。

コンテンツの収益順位では、1.ポケモン、2.ハローキティ、3.くまのプーさん、4.ミッキーマウス、5.スターウォーズ、6.アンパンマン、7.アナと雪の女王、8.スーパーマリオ、9.週刊少年ジャンプ、10.ハリーポッターです。(2020.米タイトルマックスによる調査)

世界中でポケモンやキティが愛され、任天堂スイッチで「あつまれどうぶつの森」をやっているのです。


著者の谷本真由美さんは元国連職員です。イギリスやアメリカなど世界各国での就労経験もある人の感想ですから信憑性がありますね。


自分もこれから世界中に行って、少しでも何か感じることができたらいいなと思います。



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