年金の繰上げ受給はデフレ時代の賢い選択だと言ってます。
現在の年金は65歳から受給だけど、希望すれば60歳からもらえます。
しかし減額もされます。
1年繰上げると6%減額
5年繰上げると30%減額
これを30%減額で60歳からもらいはじめた人と、
65歳から普通にもらう人とくらべると76歳でほぼ累計額が同じになります。
平均寿命は平成22年調べで
男83歳、女88歳
なので平均寿命を考えると65歳からもらった方が得です。
しかし厚生労働省は年金支給を70歳に引き上げようと画策しています。
だとすると60歳からもらった方が得だと書いてあります。
要するに、年金がどんどん減る時代になったので早めに繰上げ受給してもらってしまった方が、たとえ法律改正で年金が減額されたとしても既にもらい始めている年金は既得権として保護される。
というような感じのことが書いてありました。同じ10万円でも60歳で使うのと70歳で使うのではお金の価値が違うとも言っています。
しかし、繰上げ受給のデメリットは減額以外にも、60歳から65歳までにケガをしても障害基礎年金がもらえないなどもあるようです。
少し古い本なので図書館で借りて読みました。皆さんはどう思いますか⁈