増上寺の大門から汐留シオサイトあたりを歩きます。歴史の残る地域と近代的な地域が隣接しているところです。
⚫︎増上寺
江戸城の鬼門にある上野寛永寺に対して、裏鬼門にある芝増上寺です。どちらも徳川家の菩提寺で徳川将軍15代のうち6人が葬られています。
増上寺
2代 秀忠(ひでただ)
家康三男、江(ごう)の夫
6代 家宣(いえのぶ)
家光の孫、生類憐みの令廃止
7代 家継(いえつぐ)
家宣四男、8歳で死亡
9代 家重(いえしげ)
吉宗長男、虚弱で言語障害
12代 家慶(いえよし)
家斉次男、水野忠邦を登用して天保の改革
14代 家茂(いえもち)
三家紀州藩から将軍、公武合体で和宮と結婚
寛永寺
4代 家綱(いえつな)
家光長男、相撲の父
5代 綱吉(つなよし)
家光四男、生類憐みの令
8代 吉宗(よしむね)
暴れん坊将軍のモデル、御三家紀州藩から初めての将軍、享保の改革
10代 家治(いえはる)
家重の子、田沼意次を登用したため政治面に疑問
11代 家斉(いえなり)
御三家一橋家から将軍に、松平定信を登用して寛政の改革、在職期間50年で最長
13代 家定(いえさだ)
家慶四男、篤姫の夫
元は増上寺が菩提寺でしたが、天海が徳川家に絶大な力を持ってからは寛永寺も菩提寺になったそうです。
初代家康(いえやす)と3代家光(いえみつ)は日光で、15代慶喜(よしのぶ)は一般庶民として谷中墓地に葬られています。
⚫︎黒本尊
家康が戦に持って行き勝運を祈った阿弥陀如来像だそうです。長い間の香煙と人々の悪事災難を一気に受け止めて黒くなったそうです。
実際の黒本尊は秘仏の為、本物は裏側にあって1月、5月、9月の15日に御開帳するそうです。
勝運を招く黒本尊の御朱印です。
⚫︎プリンス芝公園
プリンスホテルの庭園に宿泊客でなくても入れます。芝公園の名にふさわしい芝生の公園です。
バックに東京タワーがあるし、人も少ないし、花もキレイです。
⚫︎芝東照宮
元は増上寺の社殿だったのですが、家康の遺言で安国殿となりました。明治の神仏分離令で芝東照宮となったそうです。
日光、久能山、上野と並ぶ四大東照宮と呼ばれています。
境内には家光が植えたと言われている6メートルを超える太さのイチョウの木があります。
⚫︎芝大神宮
芝神明宮とも呼ばれて、関東における伊勢信仰の中心的な役割を担っているそうです。
9/11~9/21まで続く祭りは、関東のお伊勢様として参拝者が絶えずいつまでも続くため口の悪い江戸っ子がだらだら祭りと呼んだそうです。
神社周辺では生姜を沢山作っていて「生姜祭」とも呼ばれているそうです。
生姜は毒消しの効果が知られ、病災を除き、神明と結びつき長寿を願う縁起物として大いにもてはやされたそうです。
⚫︎汐留イタリア街
急に石畳みの道になっていてイタリアの街並みにいるようです。
「花より男子」のロケ地だったようです。
カレーのCoCo壱もお洒落なイタリア仕様になっています。
⚫︎日比谷神社
新橋と汐留の中間にあります。
元は日比谷公園の中にありましたが、江戸城拡張のため東新橋あたりに移されました。
その後鉄道を作るために現在の第一京浜沿いに移されたそうです。
先日、綾瀬はるかと竹野内豊のドラマにも出てきましたね。
⚫︎日本テレビタワー
日テレでは超汐留パラダイスが行われています。色々なプースに人が集まっていました。
でもお盆中は比較的空いてるみたいですよ。
今日みたいに突然の雷雨があっても逃げ場があるのでいいですね!
木原さんとそらジローもいました。
⚫︎いちにいさん
カレッタ汐留にある鹿児島料理のお店です。
ランチは1000円ほどで食べれます。
卵ご飯に甘い醤油をかけて食べるのもいい!
残念ですがお腹いっぱいで白熊食べれませんでした。
大門から汐留を散歩しました。
10キロ、15000歩。