Hello everyone!

 

最近、英語圏に30年以上住んでいる友人からのメッセージの返信(日本語でのやりとりです)に「ん?」となることが増えてきたのですが、あ〜、これだ!と思いました↓↓(以前のブログより)

 

 

 

私は内容を(肯定文で)述べているだけなのに、友人には「確認」や「同意」を求める際に用いる「付加疑問文」や「否定疑問文」のように見えてしまうのか、頭の中で無意識にYes/No疑問文に変換して「はい」や「いいえ」で返信が来るような感じです。

 

 例) 

 

私:「〇〇(友人の名前)ちゃんは最近ずっと忙しかったからね。」 

友:「違います。 」

私:(ん?)

 

私は「そうでもないよ」とか「最近はそんなに忙しくないよ」のような答えを期待しているところ、友人の頭の中はおそらく、 

 

私:”You’ve been pretty busy lately, haven’t you?”

友:No (I haven’t at all). (ううん[違う違う]、全然忙しくない。) 

 

こんな感じなのでしょう。

 

友人の頭の中が少し垣間見えた気がしました。

ちょうど私も同じようなメッセージを別の友人に送ろうとしている際に、ハッと気がつきました。

 

前出のブログでも触れていますが、うなずきなど、"Yes"や"No"ひとつをとってみても、言葉は文化や習慣、慣習などと密接につながっているんだなぁ、と改めて気づかされました。

 

現在、訪日観光客のふるまいや行動が多くのマスコミによって取り上げられていますが、「郷に入っては郷に従え」とは言うものの、日本人でも理解が難しい日本の「郷」は誤解のないように私たちからもきちんと発信しなければいけませんね。

 

円安で海外へ出る機会も減っていますが、今は日本にいながら異文化に触れるチャンスもそこらじゅうに転がっています。相手の立場に立って、なぜそのような考えや行動に至るのかを考える良いきっかけにもなりますね。

 

“When in Rome, do as the Romans do.”

(「郷に入(い)っては郷に従え」)

*直訳:ローマにいるときはローマ人がするようにしなさい。