Hello everyone!

今日は友人の著書のご紹介です。

ここ十数年で、スクールに来る生徒さんの職種がガラリと変わりました。

以前は、趣味や教養で英語を習う方や、営業や事務職などの日常業務や社交上英語を必要とされる方のほうが圧倒的に多かったのですが、最近は技術者や研究者など、いわゆる理系のお仕事をされている方々の割合が増えています。

昔は「英語が苦手なので理系へ進学する」と言う選択肢はごく一般的なものでしたが、今では「理系だからこそ英語が必要」と時代も変わっています。

そりゃ、技術にプラスの英語力があれば鬼に金棒ですからね!おに

会社の方針で、「自分が持っている特殊な(理系の)知識と(英語の)交渉術で仕事を取ってこい!」と言われ、渋々(?!)英会話を習い始めた方もたくさんいらっしゃいます。

とは言え、技術者には英語よりももっと大切な、技術者のやるべき本来の仕事が山ほどあるはずです。

学生さんにしても、今ある課題にプラスして英語を勉強するのは結構な負担になると思います。

そんな方達にもオススメなのが、今日ご紹介する一冊です。

論文を書く知識を全く持たない理系大学生の主人公が、先輩からのアドバイスをもとに、技術論文を作成し、プレゼンテーションをするところまでがマンガに描かれています。

論文を書くための基本的な知識から必要なテンプレートまで、とてもわかりやすい表現で懇切丁寧に描かれています。しかも、論文に頻出する単語や表現もリストアップされているので、初めて論文の書き方を学ぶ方でも、行く先を見失わずに効率よく学ぶことができると思います。マンガに描かれているストーリーも面白いので、難しい勉強も苦にならず、楽しく読み進めることが出来ますよニコニコ


理系の方だけではなく、自分の英語力をあらためて見直したい方にもオススメの一冊です。

著者も謳っていますが、やはり中学英語レベルの文法力はどの学習者にとっても必須です。

それから、まずは人のマネをすることも大切です。周りに英語が得意な方がいる場合は、その方の勉強方法を聞いてみたり、良い文章があったら書き写してみたりマネするところから始めるのも大切な英語上達法です。



『マンガでわかる技術英語』坂本真樹 (著), 深森 あき 作画 (その他), トレンド・プロ 制作 (その他)


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