ななこ:My Existential Crisis | Fighting Scots from Japan

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College of Woosterという小さなリベラルアーツカレッジでの生活。
Colleges that Change LivesやUS NEWSのランキングにも入り、国内ではちょっと有名。
日本でも有名にしたくて日々の生活を書いてます(・ω・)
海外大学や海外生活に興味がある人。みてみてください

ご無沙汰しております、ななこです。
春休み一週間目が終わりました。あと少しで春学期後半突入です。

めちゃめちゃ忙しかった数週間を生き抜いて(大学二年ってこんなに大変なもんなの?)、やっと春休み!解放される!と思ってたのですが、春休み一週間目はとっても暗い気持ちでした。授業もミーティングも何もないのに、精神的に辛くて、たまりませんでした。

今春休み後半に入りましたが(Woosterの春休みは二週間)、立ち直ろうとしているところです。

今回の休みは、週5日、一日6時間半Business Officeで働いてます。書類をスキャンしたり、データの入力•確認をしたり、ひたすらOL的な仕事してます。

そんな感じで数日過ごしてたら、いわゆるExistential Crisisに陥りました…(自分で言うのも変ですが)

春休みが始まってすぐ「やることリスト」を書き上げたのですが、それがめちゃめちゃ長い…この休みの間に終わらせられる訳がない…というところから始まり、自分は何のために大学に行って、勉強したり課外活動したりバイトしたりしてるんだ、という。




まず、義務教育を終え、高校を卒業して、親に大金を出してもらって海外の大学まで行っているのは何のためか。もちろん学ぶため、と私は考えてます。でも、最近私は課外活動に力を入れてるため、勉強に思うほど力が入っていません。成績は保てても、「学んでいる」という手応えを感じるまでいってません。具体例をいうと、私は最近コンピュータサイエンスの課題をなんとかこなし点数を取ってますが、点数を取るためのことしか自分はしていないので、授業で扱っていないことは何もできない状態です。こんなのでもコンピュータサイエンス専攻だと言ってる自分が恥ずかしいところです。

では、なんで課外活動に力を入れているのか。今主にやっている活動は、ASiAとISAです。特にISAは次期Presidentになったので、かなりの 時間をつぎ込んでます。ISAは、自分は今まで学内の国際的活動にいろいろ関わってきてノウハウが分かるからやってみたい、自分ならきっとできる、という気持ちで立候補したのですが、春休みが始まって、落ち着いて考える時間ができて、逆にいろいろわからなくなってきてしまいました。

結局は見栄えのためなのか。履歴書に書けることを増やすためだけに課外活動する人もいますが、私自身は決してそういうつもりはないと断言できます。特にコンピュータサイエンス専攻の私の場合、 ISAのPresidentだと書くより、どこどこの会社でインターンした、個人でこんなプログラムを書いた、という方が就職には圧倒的に有利でしょう。でも、結局は、人にどう見られるか、を気にしている自分がいるのには変わりない気がします。

人のためにやるのか、自分のためにやるのか。ボランティア活動も結局は自分のためだ、という考え方がありますが、どの考え方が正しいのか、私にはわかりません。





もしかしたら、私の迷いの気持ちが現れているのかもしれません。最近、自分は一生コンピュータサイエンスで食べていく気持ちはないな、と感じてます。結局は映画に戻りたい(と言ってもまだちゃんと踏み込んだ経験はありませんが)のかもしれません。本当は地学の方が向いてたのかもしれません。一年生のとき哲学の授業を 取ってたら、哲学専攻になってたかもしれません。文学の授業を取ってたら、何かのライターになってたかもしれません。(でも医学だけは絶対ないです、針と血は苦手なんで。あと忍耐力が…)とにかく、コンピュータサイエンスを一生続けることは絶対ないです。

だからと言って、専攻を変えようという気持ちはありません。一応やりがいはあるので、とりあえず学士号はコンピュータサイエンスと数学で取ろうと思います。( なんだかんだ言ってリスクはあまり取らないという性格の現れ?笑)

一ヶ月前、ラジオセミナーという講義を受けていた頃、講師の方が「君はきっとキャスターに向いてるよ」と言ってくれました。私たちの大学にはWOO91というラジオ局があるのですが、このラジオセミナーという講義を受ければ、このWOO91のキャスターになることができます。自分自身の番組が持てるので、規則にさえ従えば、自由に音楽を流したり、トークショーをしたり、インタビューをしたりなどと、いろんなことができます。このセミナーの講師の方が、私のStudent Ambassadorとしてのプレゼンを聞いて、ある日の授業後 、君の専攻は何かい、と聞いてきました。コンピュータサイエンスと数学だ、と答えたら、少し残念そうな顔をして、専攻を変えろとは言わないけど放送業界も考えてみたらどうだ、と言ってきました。今まで一度も本気で考えた事はなかったので驚きましたが、内心少し嬉しかったです。( こんな褒め方されることはやっぱり滅多にないし…笑)

でもおかげさまで、また迷いの気持ちが強くなってしまいました。笑 今はとりあえず、来学期からラジオ局で自分の番組とニュースのアナウンスをやってみて様子を見てみようというところです。講師の方の押しが結構強かったので笑(アジア人なのにアクセントがない上、名前からして外国人だというのを売りしていけるぞ、と…よく考えてみたらちょっと差別的だけど、講師の方のせいじゃなくて業界のせいだと思います)、ちょっと考えてみようかな、というところです。夏休みはリサーチプログラムに参加するため一ヶ月半大学に残るので、またその講師に相談してみてアナウンスの練習を始めるかもしれません。コンピュータサイエンスで進むって言ってた私はどこへ...



そして更に問題なのが、私の性格です。人前に出るのは苦手じゃないけど、内向的、という矛盾してる性格です。笑 パーティーなど社交性の求められるものは結構苦手、だけどプレゼンとかはまあまあ好き。アナウンスも好き。リーダー的ポジションに立つのも、高校生の頃からやってて、大学生の今も続けている。だけどずっと人といると、疲れがどっと溜まる。

そんなこんなで、この春休みはバイトをしてないときは結構引きこもってます笑 友達からの食事の誘いも三回断ってしまいました…結構ダメ人間ですね笑 でも本当に疲れてて、人と一緒に過ごすことができない…という。人としゃべるのは好きなんですけど…いつ、どこで、何人で、っていう条件が揃わないと。というわがまま。

最近ひたすら映画を観てます。高校生の頃から映画を観るのが大好きなので、暇とある程度の心の余裕さえあれば、映画観てます。今回の春休みは友達がNetflix(月額払えば映画やドラマ見放題のサイト…アメリカの大学生で知らない人はいません)のアカウントを貸してくれたので、バイトから帰ってきたらひたすら一人で観てます。笑

私は今二十歳なので、アメリカではまだ自分で酒を買いにいくことはできません。でも飲む機会があっても、人前で飲むのはあまり好きじゃないので(赤くなるのが嫌いなんです笑)避けてます。そんな感じで社交の場を失っていってます笑

人としゃべらなきゃ、という意識があるけど、無理をして人付き合いをしようとしてない…という矛盾。自分に甘いのかな。(ちなみにアメリカではMyers-Briggs Personality Testというのがありますが、私は ISFJです。ISFJの人がみんな私みたいな矛盾してる性格だとは限りませんが)

こんなのでISAのPresidentなんかになっていいのか、キャスターになれるのか、人としてどうなんだ…という葛藤が…




ここまで書き記してきた事以外にも沢山考え事をして、自分を追い詰めている最近です。笑 自分はなんで大学に行ってるのか、 なんでこんなにいろいろ抱え込むのか、なんでこんなにむきになっていろいろやってるのか、なんでこんなに疲れてるのか、そして自分は何のために生きているのか、というところまで。本当にExistential Crisisです。


考える力は素敵な力であり、武器であり、ときには人を追い詰めるものとなる。

この考える力を生かし、自分の存在意義を見直し、自分のために、人のために、大学生活そして一人の人間としての生活を過ごしていきたいです。







というかなり長文で重い記事になってしまいましたが、次回こそちゃんと明るく語れるよう、いろいろ頑張ります。笑


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