▼降格決定の大分・田坂監督「もう過去のこと」と前を向く
ゲキサカ
10月5日 18時34分
[10.5 J1第28節 大分0-2C大阪 大銀ド]
最下位大分トリニータのJ2降格が決まった。ホームでC大阪に0-2で敗れ、6連敗。16試合勝ちなし(4分12敗)となり、6試合を残して16位以下が確定した。
「点がなかなか取れない。失点が多い。どうしなければいけないか、日々やっているが、勝負事なので、そこで結果を出せなかった」。田坂和昭監督はそう言って唇をかんだ。
昨季のJ2では6位からJ1昇格プレーオフを勝ち上がり、4年ぶりのJ1復帰を果たした。しかし、J1の壁は厚かった。今季はわずかに1勝。前節で降格が決まる可能性もあったが、15位甲府も敗れたおかげで史上最速降格を免れたことが唯一の慰めだった。
「今日、今シーズンの結果が出たが、それはもう過去のことで、数分前に終わったこと。でも、未来は変えることができる。選手にも『プロらしく、前を向いていこう』と話した」
試合後、スタンドに向かって整列した選手、監督に対してはサポーターから厳しい言葉も飛んだ。今季の1勝は5月18日に敵地で行われた新潟戦(3-2)で、ホームではいまだに勝利がない。残り6試合。ホームゲームは3試合ある。田坂監督は「何とかサポーターを喜ばせることができるようなシーンをつくりたい」と、意地の勝利を誓っていた。
▼退任発表のピクシー、「思い出あ る」湘南でドロー
ゲキサカ
10月5日 18時48分
[10.5 J1第28節 湘南1-1名古屋 BMWス]
名古屋グランパスは敵地で湘南ベルマーレと1-1で引き分けた。
後半30分にFWケネディがPKを沈めて先制したが、同38分に同点弾を許す。終盤、猛攻を見せた名古屋だったが、ケネディのシュートがポストを叩くなど、決定力を欠いてしまう。アディショナルタイムにはDF田中マルクス闘莉王が一発退場となるなど、この日も勝ちきれず、リーグ戦の連敗は3で止めたが、勝ちなしは5戦(2分3敗)に伸びてしまった。
試合を振り返ったストイコビッチ監督は、「いいゲームだったとは思います。湘南の時間帯もあったし、名古屋の時間帯もあった。ケネディや永井がチャンスを決めることが出来なかったがサッカーでは起こりうること。チームとして効果的なゲームをしなければならない」と答えた。
クラブは3日にストイコビッチ監督の今季限りでの退任を発表した。08年に就任した同監督は10年シーズンに名古屋を発のリーグ制覇に導くなど、クラブに栄光をもたらした。だが近年は長期政権から来るマンネリ化もあり、指揮を執って6シーズン目となった今季は、2ケタ順位に低迷するなど、チームを立て直せずにいた。
今日試合を行ったBMWスタジアムは10年シーズンを制した際に、優勝を決めた思い出のスタジアムだった。「平塚の街も好きですし、この競技場も好き。思い出もある」と語ったピクシー。残り6試合すべてが感慨深いものになる。
「内容は上がっていると思う」と語ったピクシーは、「高いパフォーマンスを見せてしっかり勝ちきりたい」と力を込めた。
▼ダービーで今季10点目のFW興梠「退場は可哀そうな部分もあった…」
ゲキサカ
10月5日 19時32分
[10.5 J1第28節 浦和4-0大宮 埼玉]
前へ、前へ。それが、大宮アルディージャとのダービーを戦う上での浦和レッズのキーワードだっ た。立ち上がりから、その姿勢は明確に出る。1トップのFW興梠慎三へ、ロングボールが何本も送られた。「ニールに関しても前には強いけど、裏には弱いから。なるべく足元ではなくて裏にボールを出してほしいという話は試合前からしていた」と、興梠は振り返る。
その狙いがはまり、前半8分にはGK北野貴之と1対1の局面を迎えた興梠だったが、この場面では相手GKに阻まれた。それでも、その1分後、再びニールの背後でボールを受けると、PA内でファウルを誘いPKを獲得。さらに、このプレーでニールが退場となり、浦和は数的優位を得た。
「退場になったのはちょっと……。可哀想な部分もあったけど、こっちとしては助かった部分もあった。良い内容で行けたから退場になったと思うし、その場面の前にも(北野と1対1になった)チャンスがあった。あれは決めないといけなかったし、個人としては課題が残ったゲームだったけど、負けなかったことは良かった」
先制後も1人多い浦和は圧倒的に大宮を押し込む。前への意識を高く保てたことが要因だと興梠は話す。「今日は90分を通して、前から行こうというのがみんなでできたし、湘南戦にせよ、甲府戦にせよ、1点取ってから引いてしまっていたので。それを失くそうと話していましたし、それが良い具合に今日はできたと思います。今日のような試合をやっていけば、勝利につながると思います。2点目を早く取れていれば、パーフェクトに近い内容だったと思う」と、興梠は続けた。
実際に、大宮を押し込みながら、浦和は後半27分にMF原口元気が追加点を挙げるまで、2点目を取れなかった。それでも、同31分には興梠にもさいたまダービー初ゴールが飛び出し、途中出場のMF関口訓充も続いた。この日の得点で今季の通算ゴールを10とした興梠は「『最低でも2ケタは取ってくれよ』というサポーターの声が多かったので、最低限はできたかなと思いますが、まだまだ6試合あるので。ここからがすごい大事な戦いになると思います。自分が点を取ることも大事ですが、チームのために頑張りたい」と、いつものようにフォア・ザ・チームの精神で戦うことを強調した。
▼完敗に肩を落とす大宮MF渡邉大剛「もう少し見応えのあるゲームにしたかった」
ゲキサカ
10月5日 20時8分
[10.5 J1第28節 浦和4-0大宮 埼玉]
悪い流れが止まらない。5日のさいたまダービーに敗れた大宮アルディージャは、16節の横浜FM戦以降、13試合で1勝12敗となった。J1新記録となる21試合無敗を誇ったクラブの面影は、どこにも見られない。前半戦とのチームの違いについて小倉勉監督は「メンバーが違います。それが一番の大きな要因というわけではないが、一つ挙げるとそこが違う」と話す。この日も、中盤の要であるMF青木拓矢とMF金澤慎を欠き、ベストメンバーがそろわない中での戦いを強いられた。
前半11分にPKで浦和レッズに先制点を与えてからも、大宮は耐えた。DFニールが退場となり、4-4-1の布陣で前半を0-1で折り返すと、後半の立ち上がりには、リスクを冒し、積極的な姿勢を見せてゴールを取りに行った。しかし、後半16分にMF渡邉大剛が放ったシュートは、GK山岸範宏の好セーブに阻まれるなど、得点を挙げることはできなかった。その後、3失点を喫し、0-4でダービーを落とした。
「結果的に0-4で負けて、自分たちの実力の無さを痛感した試合になりました」と、渡邉は肩を落とす。後半の立ち上がりに、点を取れなかったことを渡邉は悔やんだ。「セットプレーのチャンスもありましたし、自分が中に切り込んでシュートを打った場面もありました。どっちかが入っていればなと。ただ、レッズも2、3本入っていてもおかしくない場面があったので、結果がすべてかなと思います」
この日、浦和は前からボールを奪いに行く、積極的なプレーを見せた。大宮が早い時間に数的不利になったことも、この戦い方を助け、大宮の試合運びを難しくさせた。
「レッズはいつものスタイルだと、前から行くよりも、みんなが引いて奪ってカウンターというのが一つの特徴だと思いますけど、うちが10人になったこともあって、前からプレスをかけて来た。そこを逆手に取れればいいのかなと思っていたのですが、自分たちの攻撃の質が足りなかったし、相手のプレッシャーの掛け方がうまかったから、自分もなかなかボールを引き出せなかったし、相手のブロックの外、外でボールを回すことになってしまった」
直近の13試合で12敗、この結果を渡邉は「自分たちの実力がないことを素直に受け止めるべきだと思うし、この状況を脱せないのも自分たちの力」と受け止め、「ノヴァ(ノヴァコヴィッチ)は前節のF東京戦後に『恥ずかしい試合になった』と話していましたが、僕はこの試合の方が恥ずかしい試合になってしまったと思います。せっかくこういう大一番で、こういう結果になってしまうのは選手も、クラブもそうですが、サポーターもガッカリしていると思う。もう少し見応えのあるゲームにしたかった」と、肩を落とした。
▼チーム待望の追加点を挙げるも…浦和MF原口「あまり気持ち良くない」
ゲキサカ
10月5日 21時22分
[10.5 J1第28節 浦和4-0大宮 埼玉]
1点リードに加えて、数的優位という状況になったが、浦和レッズはなかなか2点目を挙げることができなかった。MF柏木陽介が「攻めている割には点が取れなくて、苦しい時間が続いた。(26節で)甲府に同点にされたことも頭をよぎった。2点目を取れれば勝てると思っていたが、なかなか取れなくて正直しんどかった」と振り返れば、DF森脇良太も「『頼むから早く取ってくれ』という思いでプレーしていました。極限の精神状態だった」と口をそろえるように、重たい雰囲気が埼玉スタジアムにはあった。
そんな嫌なムードを吹き飛ばしたのが、MF原口元気だった。後半27分、柏木からのロングボールを受けたMF宇賀神友弥がゴール前にクロスを入れる。そこに走り込んだ背番号24が右足で、勝利を大きく引き寄せる2点目を挙げた。「最近はあそこに入ると良いボールが結構来るか ら、あそこは狙っていた。ウガ(宇賀神)が良いボールを出してくれた」と、原口は振り返る。このゴールで勢いづいた浦和は、その後に2点を加えてダービーを4-0の完勝で飾った。
「相性もいいし、ダービーなら決められるんじゃないかと思っていた」と、リーグ戦9試合ぶりのゴールを予感していた原口だが、狙い通りに大勝を呼び込むゴールを挙げても「あまり気持ち良くない。あの瞬間は気持ち良かったけど、まだま だ自分のプレーに納得がいかない。改善しないといけないところがいっぱいあるし、気持ち良くはプレーできていない」と、口を尖らせた。
それでも、ダービーで4試合ぶりの勝利を挙げたことについては大きな意味があるという。「試合前も『ダービーに勝って勢いに乗りたい』と話していたし、内容も結果も伴ったダービーは自分たちの自信になる。次も大切な試合が待っているけど、自信を持って臨める」と言い、「ここ数試合勝てなくて、もちろんプレッシャーはあったけど、それに勝たないと優勝できない。あと6試合は本当に気持ちの部分が大きくなると思うので、今日みたいなプレーをチーム全体でやっていきたい」と、言葉に力を込めた。
チームの結果に満足する一方、やはり自身のパフォーマンスには納得できていないようだ。キャリアハイの9ゴールに並んだが?という質問も「遅いです」と、バッサリ。そして「とりあえず10点取って、二桁にしたい」と、記録更新を宣言した。
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何十回やっても出来なくて
ものすごくいらいらするので
2つにわけます。