今気づいたんですけど、どうやらこれ、GP3戦までしかないみたい( ・_・;)
4戦目からは選手かぶるからかなあ?
【女子】 中堅どころの鈴木明子に、長洲未来、レィチェル・フラット、アシュリー・ワグナー(ともに米国)、レオノア(ロシア)などずらりとそろっての大会。さらにジュニア上がりでソチ五輪の星の一人ともいえるエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)も初参加。メダル争 いに期待がかった。アレクセイ・ミーシンコーチの腕の見せどころともいえるだろう。
14歳のトゥクタミシェワもコーチの本拠地サンクトペテルブルクに移るなど、本格的にソチに向けての英才教育に入ったロシア。SPは、序盤の3回転ルッツ+3回転トーループ のコンビネーション・ジャンプはクリーンでリズムがあり、高さ、飛距離と申し分がない。 若さと攻めが最大の武器とばかりの挑戦に怖いものなし。お姉さんたちに挑むのが、ジャン プを跳ぶのが、うれしくて仕方がない感じ。浅田真央の初参戦と一緒な感じだ。タンゴの曲に乗りステップからの3回転ループ、これも加点がつく。ダブルアクセルも軸が通っていて 小気味が良い。要素一つ、一つに確実性があり、タンゴの曲のメリハリも効いている。見て いる方も心が弾んで、フリーはどんな感じ?と思いが募るほど魅力的なスケーターだ。2位に5点差をつけて1位通過でフリーを迎え、「ラテン・セレクション」の曲で舞った。3 回転ルッツ+3回転トーループ、3回転ルッツ、続けて3回転フリップと気前よくポンポンと跳んで、すべて加点がつくジャンプだ。ステップの中にジャンプという感じで軽やかで持 てる力をここで、学べることの楽しさ
を満喫している感じ。自信を持ってジャンプをやって いてプレッシャーを感じさせない動きも頼もしい。出来栄え(GOE)ではマイナスが何も つかないほど、要素のこなし方は絶品。まだ5コンポーネントが伸びてこないのが若さ。追 い上げる鈴木を振り切り、GP初出場初優勝と「ロシアの秘蔵っ子」は、戦いに強いと印象 を我々に与えた。
鈴木明子のSPはハンガリアン・ラプソディの曲に乗って3回転+3回転に挑む覚悟で臨んだが、少し神経質になったのか、緊張が走ったのか、3回転トーループの後の3回転が すっぽ抜け、シングル扱い。3回転トーループ+1回転トーループの判定で減点マイナス 3。続く、3回転ルッツの両足着氷気味で減点。3つのジャンプ要素のうち2つのミスは痛恨となり、4位発進となったが、スケーティングの質は向上したように感じた。フリーではヨハンシュトラウスの「コウモリの序曲」。3回転ループのジャンプの着地、ルッツの間違ったエッジの踏切で減点されたが、スピンの丁寧さと、練習を積んで、体の動きがスムー ズさ、ステップなどでレベル4の出来は、今後のプログラムの円熟味を担う有効な札になるだろう。もう少し曲調に合わせた振りの緩急が人の心を動かす要素となると思う。初舞台のトゥクタミシェワを小差で抑えて、フリー1位、総合2位でNHK杯に繋いだ。
ワグナーは世界ジュニア選手権で3位。GPシリーズでも、何回かメダルを獲得している選手で大舞台に強くなってきて大人のスケートが備わってきたといえる。SPでは、ジャンプコンビネーションで手を挙げて回転するなど、工夫が生き加点対象となり評価された。3 回転ルッツの間違ったエッジの踏切での減点を除いては落ち着いて要素をこなし、2位と好成績での発進となった。フリーは「ブラック・スワン」の曲で演じた。映画の主人公になり きり、コスチュームも含め雰囲気が出ていた。また、清楚な感じの彼女には好感が持てる。2回目の3回転ルッツの転倒、3回転ルッツの間違ったエッジの踏切を除いては演技力が増 し、3位。総合3位と健闘した。今季、GPシリーズの米国女子に初めてメダルをもたらした。今回の大会で目を引いたのが、ロシアが久しぶりに、送り出した大輪が咲きそうな14 歳のトゥクタミシェワの参加だったろう。
【男子】
現世界チャンピオンのパトリック・チャン(カナダ)、高橋大輔、アダム・リッポン(米国)に加え、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)がコーチを金妍兒のコーチだったブライアン・オーサーに変え今シーズン挑んでくる。ベテラン対若手新鋭の選手たちの挑戦も見 逃がせないだろう。
チャンはSPとフリーと共に、昨シーズンは世界歴代最高点をたたき出し2位に20点以上差をつけ圧勝した。今季はどんな戦法でどんなプログラム構成なのか楽しみにしていた。 SPは昨シーズンのまま「Take Five」。4回転ジャンプをやるには安心なのかも しれない。序盤の4回転トーループ+3回転トーループを予定していたものが、ジャンプの前にバランスを崩し、4回転トーループで手をついてしまった。後半に3回転ルッツの後ろに3回転トーループを入れ、3つのジャンプ要素はクリアしたが…。トリプルアクセルがダ ブルアクセルになり、動きも今一つ、思いがけないミスの連続で、波に乗れない感じは否めず、いつもの高度な能力を発揮できずに、初戦のSPを終えた順位は3位と王者は出遅れ た。迎えるフリーは「アランフェス協奏曲」、やはり、まだ初戦はぎこちない。初めの4回 転トーループはリンクの端で転倒。しかしディフェンディング・チャンピオンはすごい。す ぐに4回転トーループ+3回転トーループとトリプルアクセルを成功させた。スピンやステップなど個々の要素はレベル3が多く、
能力的にはもっと良くなるはずだ。要素、要素の 間のつなぎの流れが今一つだった。しかし、エッジの深さ、加速のシャープさは随所で見ら れた。5コンポーネントで稼いで、1位。総合1位で1戦目を終了した。表現力にもっと情感・感情ある演技をと本人が言っているので、まだまだ。アランフェスを演じ切るには時間がかかりそうだが、密度の濃いプログラムになるのも時間の問題だろう。スケーティングに 天性を持つ彼、その素晴らしさを早く見たいし、もう一つ進化する彼を見守りたい。
フェルナンデスはショートプログラムで今大会一人4回転を成功させた。右手を挙げ、4回転トーループを跳んだ。リズム、高さ、タイミングはとても良い。続く、3回転ルッツ+ 3回転トーループ、トリプルアクセルとジャンプも加点の対象だ。ステップ・シークエンス もレベルを上げるための片足のステップも入れ、今までとちょっと趣が違う感じ。コーチを ニコライ・モロゾフからブライアン・オーサーに変えたせいだろうか? スピンの方はもう 少し神経が必要かと感じたが、自己ベストを更新させ1位と好成績で通過した。一方フリー の曲は「オペラ・リゴレットより」で2種類の4回転に挑んだ。4回転トーループは手を付 け減点、次の4回転サルコーはコントロールが効いていて、素晴らしい。トリプルアクセルで転倒、後半はジャンプミスが続いたが、昨年から比べたら格段の進歩で2位。総合2位で これからの期待の星はオーサーとのコンビが良い方に進み、磨きがかかってくる事だろう。
ボルトを抜いて身軽になった、高橋大輔はまだ調整中でエンジンはかかってないような状態で大会を迎える形になった。SPは確実性を求め、4回転なしの構成で臨んだ。彼の演技力を盛り上げる曲に選んだのが「イン・ザ・ガーデン・オブ・ソウルズ」音の緩急を自分の ものにし、氷上を踊っていく。各要素を曲に合わせ、決めていく様子はさすが高橋と思わせたが、順位は2位で発進。ブルースのリズムで臨んだフリーの演技は4回転を入れなければ と、4回転フリップに賭けた。右足をかばうためか?調整中のためか?ダウングレード判定。右足の微妙なキャッチがまだ定かでない様子で4回転トーループには応じられないのだろう。高橋らしさをほんの少し見せただけで、無難にまとめ彼としては不本意な3位となった。焦ることはない、ソチ五輪に向かうならば焦らず、ゆっくりと長いスパンで4回転 の確実性を増していけば良いのではないだろうか。フリー3位、総合3位で何とかGPファ イナルに望みをつないだ。
4回転時代に突入してきた男子陣、4回転が成功するかしないで、勝敗が決まるシーズンになりそうだ。
あれ?
ワグナー米国女子初メダルって書いてますけど、スケアメでアリッサ優勝しましたよね??
変なのー( ・_・;)
中国杯までしかないみたいなので、
このシリーズは次ラストです!!