第10部 ブルー・スウェアー 第19章 戻らない時間 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー
暗い病院の廊下にあずさはずっーと腰をかけていると、見ら知らぬ女性がふらりとカツカツと音を立てながら現れた。あずさがふと横をみると、美人でスラリとした女性が無表情で立っていた。
「あなたがあずささん!?」美人で隙のなさげな均等の取れた女性が現れた。
あずさはやつれきった表情でゆっくりと顔をあげた。
「・・はい・・」あずさはか細い声でうなづいた。
「そう、なんかすごいことになっていたの。やっと気がついたわ!」
「・・・」あずさはこの人が誰なのかなんとなくうっすら気がつき始めた。
(ま、まさか・・)
「あなたは・・・」あずさは固唾を飲みながら、胸がドキドキと高鳴っていた。
(あの人しかいない・・・)
「中崎の妻です!」
(やっぱり・・)
「遅くなってごめんなさいね。こんな大変なことになっているとは思わなかった・・・。可哀想だわ。刺されたなんて・・」
「・・・」あずさは黙っていた。
「一昨日あったんだってね。あまりに興味なさすぎて、帰ってこないことなんてザラにあったから、またかと思ったら、警察から電話がきたからびっくりした・・・。あなたがあずささんっていうのね。もうさ、長い付き合いよね!?隠さなくたってとうの昔から知っていたわ」
「・・・」あずさは黙りこんだ。
「私の名前も知っているんでしょう?」
「ええっ!」
「2人がこの先どうなろうと私はどうでもよかった。どうなろうとどうでもよかったけれど、2人が一緒になることは絶対に認めないと決めていたの。私は妻の座で、あの人の社長としての妻でありたかった。それを揺るがすものでなければ、どんな風に、誰と付き合っていたって関係なかった。さほどあなたと主人のことは興味がなかった。少し放置しすぎたみたい。こんな風になるなんて!!」中崎の妻はあずさを睨みつけた。
「・・・」
「あの人が死んだら、財産は私のものになるけれど、経営は別の人間に渡るの!そういう風になっているの。どうしてくれるの!?社長の妻としての座をなんでこんな形で奪われなくてはいけないの!?こんなのってある!?もし、あの人に何かあったらあなたもただじゃ済まないからね!勿論、会社をクビだからね。今まであの人から受けていた恩恵はなくなる訳だから、どちらにしても縁は切れるわね・・」中崎の妻は淡々とした口調でいった。
「・・・」あずさは黙り込んだ。
「それにしてもあの人が可哀想。長年、あなたのことを可愛がってきて、大事にしてきたのに、誰かよくわからないけれど、変な男に刺されてしまうなんて、こんな末路を辿るなんて。もし死んでしまったら、私にとっても、あなたにとってもこんな形で別れてしまうなんてあんまりだわ。私とあの人の間には愛なんてとうの昔からなかったけれど・・」
「・・・」あずさはそれでも黙り込んでいた。
「昔からあなたのことを面倒をみていたんでしょう?随分と入り上げていたみたいだけれど・・・。何があったのか話してくれる!?」香織は醒めたような表情(かお)で淡々と問いかけた。

p.s
あと少ししたら、新しいお知らせが出来ると思います♫
最近、いろんなことを考えるとホント収集がつかなくなるほどどこまでも考えてしまうこのごろ。
またかもしれないですが、、、九星気学があたりすぎてる気がしてならない。
真逆の自分が今年から始まっているようですが、最近人生の反省会をしているかのようにいろんなことがフラッシュバックしてしまいます。
反省点は数えきれない💦
恥ずかしくなって発狂したくなる。
今年に入って占い🔮全然興味がなくなり、、一度もやっていない。
たぶん、人生Aはすんごいだらしなくて、ぼやーっとしていて、どうしようもない私で、人生Bはしっかりしなくてはいけなくて、理知的に物事を考えなくてはいけなくて、、
人生Aでおきた出来事、推命に起こることが記されていた!
なんか全てが決められていたのかというくらい記されていて、なんか不思議な気持ちになります。
しかも占いをやらなくなっただけでなく、もっと現実的な私になりつつあり、別人としての人生ってあったのが、本当なのかもしれないと思いました。ぼやーとしている私としっかりする私という感じかもしれない。前世の私は恥ずかしい思い出いっぱい。新しい私は前世の私が残した負のレガシーを今、一つ一つ整理している段階💦💦
今年は小さく夢が叶うとありました。
それは当たっていたのかもしれません。大きな夢は来年以降だそうです。
決めた道筋にそって人生があるような気がしてならない。
このはちゃめちゃな感じのこれまでの人生も誰かのシナリオなのだろうと思います。

あと少ししたら新しいお知らせが出来るのでワクワク✨✨