第10部 ブルー・スウェアー 第18章 あの夜の出来事 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー
ー俺は何かおまえが優れていなくちゃいけないとか、もっとよくなって欲しいとかそんな風に思ったりはしていないんだ。ありのままの、そのままのお前のままでいいんだ!!ー
愛那は父親の健三の懇願を思い出すと胸が塞がれるような思いだった。
事故があってからおまえは別人のように変わったと父親からいわれた。俊也と付き合っていた頃の方が人間らしかったのかもしれないと思えたりすることもあった。今の人と暮らすようになってからどこか冷たくなり、人情がなくなったとか、人懐っこさがなくなったとも言われたりした。
真一に運命的なものを感じてあの夜から人生が大きく変わっていた。それはいい意味で変わったのか、悪い方に変わったのかといったら、幸せとは言い難くて、俊也といた方が小さくても確かに幸せになれたのかもしれないと思ったりすることがあったことも事実だったけれど、今さらそんな風に思えてきてもどうすることもできないし、自分がわがままで決めたことなのだからそんな風に考えても仕方のないことだった。結ばれる運命ではなかった、ただそれだけの事だと思いながらも裏切ってしまったことへの呵責は時々思い出しては疼いてしまうことがあった。
(今さら・・・どうすることもできない・・・)
それもふられたのではなく、自分から縁を切ったのだから尚更どうすることもできないよ・・・。
「酷い女だ・・・」愛那はあずさからの電話が終わったあとも、電話口で呆然と過去の思い出とあずさの言葉を噛み砕いて考えていた。
これから真一と会うという。
(一体何の為に?) 真一の部屋の掃除をしていた時に出てきたブテックのレシート🧾の意味が点と線でつながってきて愛那はとてつもなく悲しい気持ちになっていた。まさかあの人のところに行っていたなんて・・・。少なからず愛されている訳ではなさそうだけれど、愛那の自尊心を傷つけていることは確かだった。愛那は真一がこれからあの人と会うというのがたまらなくつらい現実を突きつけられていた。ただ、私の方が上よ!と勝ち誇るためというより、迷惑だから電話をしてきたというのが、疎ましがられても付き纏っているという現実が愛那を更に情けなくて悲しい気持ちになった。これから何しにあの人のところに行くと言うのだろうか?愛那は真一の意図を確認すべく固定電話から真一の携帯に電話をいれた。数コール後に真一がでた。
「もしもし〜」
「今、どこに向かっているの?」
「はっ!?どこって?」
「あずささんのところに向かっているの?」
「・・・な、何で知っているんや?」
「お願い、戻ってきて!!何の意味があるのよ!?会う意味なんてないわ。変な気を起こさないで!早く帰ってきて!」愛那は懇願するようにいうと真一は急に黙り込んだ。
「・・・」
「ちょっと、話聞いてるの?何か答えてよ!!」
「・・・」
愛那は電話口で真一の本性というものがどんどん明かされていくかのような絶望的な気持ちに変わっていった。
お腹の中にあの人の子供がいるというのに、愛那はどうしていいのかわからなくなっていた。塞ぎこみたい気持ちになっていった。何も答えなかったというのが何よりのいわずもがなの答えだと思った。そんな人だったなんて信じたくないし、子供だって孕っているのだから、この子を悲しませるようなことだけはして欲しくなかった。
ー明日電話してみて。もしでなかったら訪ねてきてよー
あずさはこの人は危険なストーカーであり、明日どうなっているのかわからないといいたかった、遺言みたいなものにも思えてきて仕方がなかった。決して自死ではないよとでもいわんばかりの言葉に愛那は急に鳥肌が立ってきていた。真一は愛那の問いかけに急に答えなくなったことも怖さ増大だった。
(あ、あんな人だったなんて・・・) 愛那はどうしていいのかわからなくなっていた。段々と暗闇に囚われていくかのような気持ちになっていた。
「はぁ〜」愛那は目眩がしてきていた。
(なんて人・・・) 愛那の中で信じていたものがガタガタと音を立てて崩れ落ちていくような気がしていた。

p.s
昨日、、やはり気になりまして、あの写真の雲の正体を鑑定していただきました✨
端的にいって、「神」様という回答でした。しかも自分にむけて出てきたのだそうです。
マジかー!!?私にパワーを与えるために出てきたそうです。(T ^ T) 
嬉しい😆
パワーが欲しいよぉ〜✨✨
めっちゃいい神様だそうで、キリストではないそうです💦


最近、お茶🍵やコーヒー☕️にハマっているこの頃。この間、ドトールのタンブラーがあんまりに可愛いすぎて、いっぱいちょっとのお茶やコーヒーをいれて持ち運ぶことがマイブーム❤️


通り道によくわからないスーパーがあり、、何気なくはいったら韓国のスーパーマーケットだった。こんな近くに韓国のスーパーマーケットがあったとは。。いろいろお茶を買ってみた。お茶やコーヒーにハマりまくり✨✨このタンブラーの威力はすごい❤️


今年はみえない力を感じる一年でした。
一番は赤羽で水の中から「頑張れ〜」って声が聞こえた事でした。5月くらいの出来事。
よくマラソンランナー🏃‍♀️が走っていると頑張れ〜って声援があるじゃないですか?あんな感じで男女が入り混じった声が聞こえたことでした。そして大船観音での神様が写った写真。

人が何と言おうと、あなたのことを応援してるってことだよと言われました。。

頑張ろう✨✨