第10部 ブルー・スウェアー 第18章 あの夜の出来事 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー
「わかったわ!!お望み通り、最後に会ってお話しましょう」あずさ電話口で吐き捨てるように冷たいながらも淡々とした口調でいった。
「えっ!?」真一は思いがけず、あずさから会ってもいいという了承をとれて驚いた。絶対に全力で拒絶されると思っていたのに・・。どんな風の吹き回しだというのだろうか?
「私もあなたに言いたいことがあるわー」
「・・・」
「明日の夜、会いましょう〜。どうせ調べさせて家がどこか知っているんでしょう?8時まで店だから、そうねぇ、9時くらいに部屋にきてください。敢えてどこかはいいませんが、ご存知なんでしょう?ストーカーさん!!」
「・・・」真一はこんなにすんなりと会うことを了承してくれる事自体が奇跡だと思えて仕方がなかった。
(俺の熱意が伝わったというのか?俺がこんなに今も好きだということがやっとわかってくれたのか?それとも迷惑だということが言いたいのだろうか?)最初は少し上気したような気がしていたけれど、敢えて言わないと言われたことを思うといいことより、後者の方が強い気がしてならなかった。それでもあずさに思いがけずに再会できることは何よりも喜ばしいことでもあった。会わないことには何も始まらないのだから。真一は例え愛那がいて、子供をみごもっていようともあずさへの気持ちは変わらなかった。全力で今までのことを覆すための決戦だと思った。
(何が何でも・・・明日が運命の日だ)
真一は気合いをいれるように自分自身に言い聞かせるようにいった。

あずさは電話を切ったあと、無性に重たい気持ちになっていた。
重苦しくて、胸が苦しくなっていくようだった。言葉では言い表せない後悔ともつかぬ苦しい鉛のようなズシンとくるような気持ちに胸がズキズキと疼いた。でも話さないことには何も解決されないではないか?そもそも、このことを提案したのはオーナー自身なのだから、何かあった時の護衛のために部屋の見えないところに待機してもらう予定だった。きっぱりと気持ちを伝えたらすぐに引っ越しが出来るように、昨日までの段階でかなり部屋を綺麗にしていた。次の日には痕跡を残さずにすぐに引っ越して、八王子方面に引っ越しができて、新規一転、あんなやばい男とも手を切って穏やかに過ごすんだ!!と決めていた。そんな思いに力んでしまうのは、心の何処かであの真一という男がひとすじ縄ではいかないような怖さをもっているから明日が無事に過ぎてくれるのかが内心怖い部分でもあった。
(無事に何事もなく過ぎていってくれますように・・・明日が怖いよ・・) あずさは心許ない気持ちになり、両手を合わせた。
(お願い!無事にあれと縁が切れますように!!)
ー縁切り神社って知っていますか?あんな何か考えているかわからないような人と縁を切るにはそういうところにいくといいみたい!ーと友希が昨日言っていたことを思い出していた。
縁きり神社には来週にでもいこうと決めていた。もっと早くに教えてくれたらすぐにでも行ったはずなのに・・と思っていた。来週、行くことに決めていたけれど、来週がくるのかが怖かった。明日が来るのだろうか?あずさの胸にふとそんな悲観的な気持ちが訳もなくよぎったのは不吉なものだった。
(大丈夫!大丈夫!あんなのは運命でもなんでもない、どうでもいいやつなの
よ)
ーゴォォーンー
トラックが通りすぎた時反対の車線で腰をかがめてこちらをみていた時の真一の姿をみた時の言い知れぬ顔には全身に恐怖が駆け巡った。
あずさの中で流れていた時間が一気に凍りついた。フリーズして動けなくなった。世の中に一瞬で自分を凍りつかせる者がいるという事を思い知った。

p.s
九星気学で私の適職に陶器関係とあり、、ポーセラーツを始めたこともなんか星周り的🌟に何かありそうと思い始めたこの頃。


今日のランチ💕これで1000円。
ちなみに神社行脚とラーメン行脚、、月2回は〜というのはちゃんと継続しています真顔
ラーメンの月2回は余裕でクリアしてます✨✨
来年は無理はしてはいけない年なので、習い事は控えめにします。(習い事の為に少し無理してたからねぇ。でもポーセラーツは星的に自分にあってるんだよね。びっくり😵しかし、来年は今年よりよい年になるそう💕今年は去年よりまぁまぁよかったけれど、体力がきつかった)
キャンドルやLEDが落ち着いたら、本格的にポーセラーツを始めようかとぼちぼち真剣に考え始めているこの頃(2〜3年後かも)はっきりと気学に出てたからね。陶器があっていたとは、、。


あっ、、そうそう、すごいことがあったのぉ🤭

またいつか書きます。

pp.s
来年は小さく夢叶うの意味を考えてしまうこの頃です。どれぐらい「小さく」なのでしょうか?
またこれまでの人生でよくなかった縁や理由があって精算できずにいたよくない縁をこの12月中に精算せよ!来年に持ち越すな、とあり来年以降は連絡たてとあり、、、占い🔮に命じられているかのようですね。来年に持ち越すなってすごい強いですよね。過去は「忘れる」ではなく「捨てる」だから、、並々ならぬものを感じる。