第10部 ブルー・スウェアー 第12章 危険な愛 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

「えっ?決めるって?」愛那は真一の気持ちを勘付きながらも決断を迫られると言葉を濁した。運命のようなものを感じながらもいざとなるとまだ何も知らないのに何を決めようと言うのか?

「だから、気持ちを決めてくれっていうことだ!」

「あなたにということですか?」

「そういうことだ」真一は言いづらそうにいった。愛那はいきなり自分を選択して、俊也を捨てなさいという真一の選択肢の意図がわからずにいた。なんでそんなに性急に事を急ぐのかわからずにいた。

「どうしてそんなに急ぐんですか?」愛那は真一の意図を問いただした。

「俺は真剣に伝えているけれど、島に戻ったら、会えなくなる可能性もあるから、今のうちにきちんと伝えなくてはいけないって思って・・・」

「旅行できているだけだから帰らないといけない!」愛那はふっきるようにいった。

「じゃあ、君とはほんのつかの間の遊びだったんだ!」

「遊びって言われても・・」愛那は困ったような顔を浮かべた。

「困らせるつもりも、押し付けるつもりもない。俺はただ、本当の気持ちを打ち明けたまでた」真一はカーテンに寄り添うようにいいながらも、愛那の気持ちがわからなくなり、急に自信がなさそうにいうと愛那も黙ってしまった。

ーガラッー 扉が開かれた瞬間から運命はきっと周り始めていたんだ。固唾を飲んで真一を凝視している自分自身がいた。あずさが呼び寄せて唐突に現れた真一を紅一点凝視している自分がいた。身体中の血液が逆流していくような感覚を覚えた。言い知れぬ衝撃を覚えたあの夜から、帰るはずだった家にも戻らず今、ここにいることも不思議に思えて仕方がなかった。

(何故?今、ここにいるのだろうか?)

愛那は自問自答してみてもわからなかった。ただ1つ言えるのは得体の知れない何かの力に引き寄せられているということだった。あずさのパトロンだった男がこないだ出会った自分の為にあずさと別れるということ自体、すごいことだとつくづく思った。

「俺は自分の直感を信じる・・・」真一は愛那にいった。

「・・・」

(私も・・・)と愛那はいいそうになりながらも口をつぐんだ。


p.s

私はふと気がついた。幼い頃の文集に将来の夢がケーキ屋となっていた。ケーキを作っていたとき、すごく懐かしい感覚になったこともあり、、何かあるのかなぁーって?ふと思ったのでした。

それでも小説をかきながら、これからも続くのだろうな・・・と思ってしまう出来事があり、、続くんだろうな。これからも。ケーキでもキャンドルでもなく、なぜ小説なのか?よくわからない。でもこれからも続くことを暗示するような出来事がありました。改めて、、これからも続くことを感じて、何故なんだ!?って思いました。でも低学年の・・とある文集に「ケーキ屋」と書かれてあり、全国の新聞コンテストでも自分が執筆したのが出ていたり、今ある自分の姿が小さい頃のものに出ていたということがびっくり。まだ幼い頃、クレヨンで作っていたキャンドルをもっている写真があったり、、何も変わってなくないか?っていうか、今の自分が幼い頃に既に認識していたという事実。ドラマ全盛期に青春時代があり、シナリオも勉強していた。シナリオというポエムを書いていた(笑)


どんなハイエナに囲まれても

真っ白なキャンパスにたくさんの夢を描くよ


って10代の私が書いてる(笑) 

今回のブルー・スウェアー  も青の誓いという10代の私のポエムからとったタイトルだし、幻の碧名みずほという名前も碧名ゆずほというこれまた10代の頃の短編小説からとったものでした。突然母親が失踪するという未完の小説からとったものでした。何気に低学年のころのものから10代の創作活動のものが今、役にたっている〜


これからも続くよ〜☆その未来を暗示すること出来事があり、、今、ケーキを作っているのもきっと偶然ではないんだと気が付いたのでした。キャンドルも小さい頃に作っているし、全てがつながっていると思ったのでした。10歳に満たない頃から私は書いていたことになる。きっと何かがあるんだろう。


これからも続くよ〜って、、伝えてきたので、私はもうすこし頑張ると決めたのでした。

幻の連載を再開しますっ💕


p.ps

実は・・・実は第12部の小説は完成済です💕

次の新作は完成済なのです💕