第10部 ブルー・スウェアー 第8章 つぶやき | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

愛那は初めて、東京と土を踏みしめた。俊也と健三はたかが2泊3日の小旅行なだけなのに、神戸駅までわざわざ見送りにきてくれていた。

愛那は神戸から東京へ向かう途中に病院で芽生えていた気持ちが再び膨れ上がってきていた。

(あの街にいたらイヤでもあの事件が蒸し返される訳よね・・)

あの街を離れることが何か新しい自分に生まれ変わっていくような新鮮な気持ちにさせられた。愛那はワクワクした気持ちになっていくのを感じた。

何かが開けていくのを感じていた。

愛那のスマホが鳴っていた。みると、直美からだった。

<愛那の乗っている新幹線が到着する頃には私は八重洲の中央口の改札にいるね!!久しぶりに会えることを楽しみにしてるからねっ💖待ってるからね>

愛那は直美からのショートメッセージに<ありがとう>とだけ短文をかえした。

(このまま、誰も知らない世界で生きていたいのかも・・)愛那の口に出すことができずにいた潜在願望が心の中にはっきりと顔を表していた。


「まもなく東京、東京です!!」新幹線のアナウンスが鳴り響くと愛那は荷物を下ろすと南口の所に上の表記をみながら歩いていた。

(あっ、あそこだー!)愛那は改札をめがけていくと改札の横に直美の存在をみつけた。

「愛那ー!!」直美は愛那の耳に届くほどの大声で叫ぶと愛那は懐かしい声にすぐに反射した。

「直美ー!」愛那は直美をみつけるとすぐに駆けだそうとしたら体が瞬間的に痛みが走り、一瞬、立ち止まった。

白くもやっとしたものが見えたけれど、すぐに意識が戻ると、ゆっくりと歩きだした。


「大丈夫?」直美は愛那の立ちくらみのようなものを見逃さなかったようだったが愛那も<大丈夫よ>と言わんばかりにうなづいた。

愛那は新幹線の切符を改札の中にいれると戻ってきた四角い切符をとった。

「直美!!久しぶり!」

「愛那、久しぶりだね。体調大丈夫?!」直美の問いかけに愛那はうなづいた。

「久しぶりだね!!でもよかったよ。愛那は無事でいてくれてさ!!ホントよかったよ」直美は愛那をいたわるようにいうと、愛那はうん、うんとうなづいた。

「これからどーする?東京見学は!?どこでも案内するよ」直美はいうと愛那の重たそうな荷物をみていった。

「上野にいきたい!!」

「ホテルのチェックインって何時からだっけ?」

「たしか16時からだったよ」

「じゃあ、この大荷物はひとまずコインロッカーにいれよう!!今日泊まるホテルの場所は?」

「・・森下」

「じゃあ、上野のコインロッカーに入れてから案内するよ!!」直美はまだ身体が不便そうな直美を気遣ってキャリーケースをもって運んであげた。地下鉄で銀座まで移動すると乗り換えて移動した。

「なんか空気が全然違うね!!」愛那は地下鉄にのりながらしげしげと周りをみながらふと言葉をこぼした。

「まぁね、淡路島のあの永遠のようなまったりとした空気とは全然違うよね!!なんていうかさ、殺気立っているような、なんか急かされるような感じだよ、東京の空気は・・・」直美は分析するようにいった。

「・・・なんかそんな感じ。なんか同じ国にはみえないわ!」

「でしょー!!みえないよね?!同感!!」

「なんか東京ってせかせかしていて、歩みが早いわねぇ・・あの淡路島の永遠に時間が続いていくような・・・なんていうか流れている時間の質が違うのよ」愛那は分析するようにいった。

「まぁね。淡路島と比べない方がいいわよ!」

ーまもなく、上野、上野ー


p.s


部屋の掃除をして、、こないだ作ったケーキを食べると、なんなの?かつてないほど美味しい味♪とろけそうな味!!いつものレアチーズケーキとは違う格段に美味しい!!口の中でとろける味にすごい上品な甘い味!!買ったら高いと思う。

レシピをまとめあげてます。。


キャンドルを作りたいのに、作れない現状を打破すべく通販で材料を発注!!あんな遠くまですごい歩いて2回もやってなかったし、、キャンドルのためにコロナの影響で大変な時に買いにいく余力もないし、、、なんで通販を思いつかなかったのだろう・・!!ふと、今日思った。

だいぶ前のブログに今年の3月4月でレッスンを一旦中断して、しばらくお休みして、8月すぎからまた始めようと書いていたかもしれないのですが、、感覚的に3月.4月でこう、締め付けられるような感覚がしていて、夏すぎくらいからまた緩んでいく感覚がすごくあって、、それが今年に入ってからその感覚があって、そしたらコロナが始まり、ホントにレッスンが全部飛んだ!!私、予知能力があるのかなぁって今日、ふと思った。でも夏すぎからまた平常に戻り、レッスンを受けている私がいる感覚があるんですよね。


何年か前も胸がずっとざわざわする〜って感覚がしばらく続いていたら私のサイトが外国に出てるわ、2chに出てるわ、、あのざわざわする感覚がそのざわめきだったのか?と思ったり、、、今回もレッスンが3.4月で終わる予感が1月からあったのよ。締め付けられる感覚。だらだらやっていたのに、一旦、終わると感覚的に感じていて、また夏すぎから始めますと書いたのは、夏すぎからまた戻る感覚がしていたから。締め付けられていたのが緩んでいく感覚が夏すぎから感じていて、レッスンを受けてる私の姿がみえたんですよね。

予知能力あるのかも!!

やりたいことがあふれているのに、焦りがすごくあるのに、、

「43歳までやりたいことは全部できるから大丈夫!!」という変な感覚的な直感があったり。。


今は家で出来ることは何か?と考えると書くこと、勉強すること、本を読むこと、家でキャンドル&ケーキを作ること!!いっぱいあるよ。出来ることがびっくり


それにしてもこのケーキがかったケーキより、美味しかったのが衝撃的でした。口の中でとろっーと溶けるの。すっごい上品な味わい!!