第10部 ブルー・スウェアー 第2章 悲しい記憶 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

「さっ、そろそろ帰る?!もう11時だよ。明日も仕事なんでしょう?」あずさは店の壁時計を🕰みると、23:10を指していた。

「・・今日、ビジネスホテルに泊まろうかな?」

「まだ1週間も経っていないのに、そんな弱音を吐くの?」あずさはだだをこねる子供をあやすようにいった。

「もう病みそうだから、近くのビジネスホテルか漫画喫茶に泊まろうかな?」

「・・・じゃあ、うちにくる?」あずさはやれやれといった感じでいった。

「いいんですか?先輩も迷惑じゃないですか?」

「・・・別に」

「着替えを貸してもらえますでしょうか?」

「いいよ!!よく友達がくるのよ。トラベル用の変えもあるから、くる?」

「いいんですか?宿泊料払います!」

「じゃあ、トラベル用の変えのショーツと歯磨きセット代で1000円いい?」

「はい、野宿しなくても済むなんてありがたいです!!流石、先輩です!」直美の笑顔はぱぁーと明るくなった。


「下北沢ー!!下北沢!」京王井の頭線沿いの下北沢に、あずさと直美は降り立った。地下に潜るように改札を潜り抜けると南口を歩いていくと、すぐに住宅街があり、駅からほどなくあるいていくと低層階のマンションがあった。オートロック式になっているのか、直美は暗証番号を押して、セキュリティーのロックを解除するとスウィングドアがサッーと開いた。直美はあずさにつれられて、中に進んでいった。みたからに普通の女子が住むようなマンションでは到底なかった。地面は大理石で出来ていた。暗証番号を入力して入ってくると、エレベーターが自動的に開いた。

「・・すごい!!」たわいもないことなのに直美は大袈裟に驚いてみせた。

「そぉ?」あずさはそんな直美をよそにそそくさと前に進んだ。直美はキラキラとした綺麗な外観を物珍しそうにみていた。

「・・・はやく乗ってよ!!」

「あっ、はい!」直美は我に帰ると慌ててエレベーターに乗り込んだ。


あずさは5階の角部屋だった。鍵で部屋を開けると、明かりをつけた。

明かりをつけるととても広い部屋で直美は愕然とした。

「・・・すごい!!」直美はポツリと呟いて、周りを見回した。

「ジャケットかけてあげる!!」あずさは甲斐甲斐しく世話をするといった感じで直美にジャケットを差し出すように手を差し伸べた。直美はその甲斐甲斐しさにとまどいながらジャケットを差し出すと、手際よく、あずさは近くからハンガーを取り出すとハンガーに素早くコートを🧥かけて、ラックにかけた。

「先輩、なんて気がきくんですか?気配りがすごいですね!!」直美はなんでもないことに対しても大袈裟にいった。

「・・・これぐらいのことで!?」

「やっていることが・・・ではなくて、そんなことがさりげなく出来ることが素晴らしいんです!!」

「・・・そう?そこのソファーがあるから腰かけて!!」あずさがいうと後ろを振り返ると茶色のソファーがあった。高そうな革のようなソファーだった。

「うわっ、高そう!!先輩、新大久保のシェアハウスに来てみてくださいよ!!きっと人間の住む住処ではないと思うはずですよ!先輩の部屋なんて素敵すぎるの!!羨ましいです」直美は涙目になりながらいった。


p.s

最近、、foreverということはloveではなく、beliveだということに気がついた!!

永遠の愛ということは人間の愛ではないということにも気がつかされる。自分の気持ちを信じることが大切だと気がつく。。といい聞かせる今日このごろ。信じることがforeverなのだ。

真夜中に作ったティグレ!!照れ 今回はホワイトティグレ!!




お菓子づくりも大切❣️
お菓子づくりもアロマも石けんもハーブもキャンドルもすべて生活の癒しだということ気がついた‼️

しばらくなんのイベントもなく、寂しいです😔
執筆を頑張りなさいという意味なのでしょうか?
家で今度は洋梨タルト🥧に挑戦しますラブ