5月の末から6月の初旬まで、来日していた...NYのビジネスパートナー。


ロサンゼルスにあった最初の店舗は、鳴かず飛ばずで、本人は閉めようと考えていたらしく...ネットか何かで探したのか?


突然メールが来て...「今からそっちに行くけど、大丈夫?」みたいな、問い合わせが某クッキングスクールにあって。


当時の英語でのやり取りは、僕が管理していたので。「あ、東京に宿泊してるの?え、今からホテルを出て昼には来れるの?」


「今日もレッスン中だから、昼休みならいいよ、大丈夫ですよ!」と僕が返して...


が最初の出会いで。昼休みに僕が即興で作った...ふた品に大満足してくれて。


翌週にはLAに呼ばれて、僕が1週間、メニュー?味付けや作り方を大幅に変更して、その数ヶ月後にミシュランガイドに掲載されて...


今や高級鮨店から、日本風のおまかせな高級焼肉店、チキンサンドイッチ店、ラーメン店、うどん店を二十数店舗、売上50億円以上という、ちょっとした企業になり...


ほとんどの店に僕のアドバイスやレシピが導入されていて、今では泣かず飛ばずが、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を続けています。


で、今回は妻のパン作りを習いたい、あとは僕からも幾つかのメニューを習いたいと、小田原のヒルトンホテルから2泊3日間、僕たちの自宅(1Fは妻のベーカリー)で通ってもらって、レッスンを受けてもらいました。


受講料は、2日間でhalf million yenと少しですが、準備や資料作りや、他にも色々と、僕と妻で延べ12日間は働くので、ま、安くは無いけど、高額ではありません。


終了した日の夜...「Sensei! これ何?」とLINEに送られて来たのは、僕の生まれ育った川越の肉汁うどん店のそれで。


「わかった!明日行こう!」と現地で待ち合わせて...お互いに西湘から川越を目指して。彼らはレンタカーで、僕は代車で。


彼ら?はい、友人であり、ビジネスパートナーであるCEOと、僕に大感謝してくれている、今や高級鮨店の大将(グループ会社の取締役)となったミシュランシェフです。


はい、圏央道が事故で大渋滞でしたが、到着しました。川越の「藤店(ふじだな)うどん」です。あの...まいうーの石塚氏が、今までロケで食べた中のランキング1位に輝いたレストランです。





僕自身、肉汁うどんの店も経営していたので...「完璧に(とは思ってる)教えられるよ、肉汁うどんなら」と、彼に伝えて。


トッピングの揚げ餅も気に入ってくれた様で。これはすぐにでも、NYのうどん店で出したいと...あ、NYのうどん店大行列です。


奇跡とまでは言わないし、必然かもしれないけど、川越→肉汁うどん→NYのうどん!が重なるなんてね。


プエルトリコで大々成功している元生徒からも「Sensei! 僕のレストランで出してる...日本のこのビールめちゃくちゃ美味しいよ!知ってる?」なんていうLINEが送られて来て。


COEDO(小江戸)でした。川越の地ビールです。僕自身NYで飲んだことがあります。



肉汁うどんの話に戻りますが、うん、寝ている時間に、LINEが来るなんて...


そのタイミング(又はそれ以前)じゃなければ、川越に行くのはお互いに無理だったかもしれない。スケジュールがぎっしりだったから。



ある意味、ある種の「赤い車理論」みたいなものだけど、常に集中してビジネスや、ビジネスチャンスを考えているのかな。


ま、結局、気づかなければ、ほとんど意味はなさないんだけど。


僕たちは良いコンビだと思う。キミも周りもそう言ってるからね。


義理の息子の鮨店で会おうぜ!これからも4649!ジミー!(仮名ですw)


P.S.

「キミはラッキーだ。キミの奥さまは素晴らしい!素晴らし過ぎる」


と、5回くらい言われたと思う。「J,..気づいてないね、キミは。妻がラッキーで、僕が素晴らしいんだよ」と言い返しました(笑)...



あゝわれコレッジの奇才なく バイロンハイネの熱なきも 石を抱きて野にうたう 芭蕉のさびをよろこばず