赤道直下で大人気なレストランを経営している僕の教え子...こんな日が来るなんて。

彼(教え子)が、フードトラック(屋台)の生業を止めようと思っていたのが2年前。

奥さまにも「あなた、もう止めてくださいね、何か安定した仕事に...」と言われていたという。

「Sensei! 銀行からお金を借りて、一世一代の勝負します!だから、全てを教えてください!」と言われたあの時、その頃の僕ができる(できた)全てを教えたかな。


それから実店舗をオープンして、想定の5〜6倍のお客さまが連日ご来店!な今らしく。

現在、スタッフも25名らしく、そこに関しても想定の5倍くらいみたいです(笑)...


今回は僕が講師を務めるクッキングスクールで「居酒屋コース」を習いに来日。


卒業後、帰国までの3日間の内の1日...僕がThe Tokyo Tripのアテンドしました。

イタリア系の彼はめちゃくちゃ陽気...そう、プエルトリカン!なのです。

自分自身へのご褒美だそうです。銀座和光本店...グランドセイコー フラッグシップ ブティックへ...銀座へ再び⁉︎(という程ではない)こちらに僕は初めて訪れました。


嗚呼、こういう世界があるんだな、と。1時間、2時間は当たり前?ゆっくりと、あれこれ手に合わせながら、腕時計を選ぶ。

見ているこちらが、ワクワクします。オートオクチュールは、おおよそ、1,300万円くらいから!!らしい。(※材質等々による)

日本の夏をイメージする時計をセレクト。ギャランティ等の手続きも優雅で。


妻が茅場町の某証券会社本社を退職した時に、オーナー会長から、妻と僕のイニシャル入りの和光の食器セットを頂いたのが、僕と和光との唯一の関わり?です。

しかし、繰り返しますが、こんな世界もあるんだな、と、感心しました。


遅めのランチは、本人の希望で、ミシュランを受賞した銀座の篝本店へ。


ディナーに備えて、麺少なめをオーダー。彼はビールも。僕はドライバーなので水を。



ディナーは義理の息子である二女の夫の鮨店へ。つまみ7品と、握り12貫と巻物2巻に味噌汁とデザートを。写真は今が旬らしいコノシロです。新子はもっと後、小肌はもっともっと後が旬だそうで。いと美味し。



アルコールは、最初がシャンパンをフルボトルで。ジャパニーズウイスキー、焼酎に日本酒を行ったり来たり、2人で30杯は飲んだかな。



「もしも?の世界があったなら、今、30ドルくらいのミッキーの時計が腕についていて、借金だけを返していて、今日のスケジュールも無かったかもね」と僕。


「Senseiと、家族と、チームと父や母も含めたファミリーと、お客さまと、業者さんに本当に本当に感謝している」と。


ま、僕はアレだけど、他の皆さんに対してはその気持ちをずっと忘れないで欲しい。


2人で笑って(17時スタートで早い時間だったので、カウンターには2人だけ)...


また、顔を見合わせて、すぐに2人で号泣してハグして。良かった、本当に良かった!


数々の握りっぷりを「勉強の為に」と、撮影できるのは、ま、その、息子の店ならではの、義父の特権?強権出動!です。


息子も「どうぞ、どうぞ」と、満面の笑みで言ってくれたので。



息子からのギフトである...翌朝食用の「ちらし鮨」も、一連の「仕事」を撮影してました。


作り方まで詳細に教わって...自身の店で、Omakase Box Sushiをやるらしい。サーモンととびっこあたりが入るのかな?


繰り返しますが、どうぞ、どうぞ、と息子も満面?満開?の笑顔で言ってくれて。


竜宮城での時間は、いつもいつもあっという間で...その後〆のラーメンを食べたのは、2人だけの、ヒ・ミ・ツ..,



僕は横浜なAPAなタワーなホテルへ。朝、小雨の中、チェックアウト...我が家へと。



SAでコーヒータイムしていると、OH!! Good Newsが「NY」からLINEで。


アメリカでの著名サイトで、NYの部門別1位!に僕の店がなったらしい。次はミシュランを狙うぜ!と法螺を吹いとくぜ!



そしてこんな写真も...LINEを通じて教え子が滞在している「六本木」のホテルから送られて来て。



そして「Sensei!! Amazing Breakfast!! 」だって、そりゃそうだよ、日本人だって、なかなかこんな朝食は無いから(笑)


妻と長女と孫は、僕が帰宅した我が家で同時刻に食べていたけど。



帰宅途中、孫の為に生海老とサーモンを24時間のスーパーで購入して、生海老はレンチンで蒸して、厚焼き玉子は普通のフライパンで焼いて...


手前のヘンテコな仮面ライダー風デザインのちらし鮨?は僕が作りました。


僕は妻や長女と前日の出来事を語らい...孫は僕の横で、大好きな海老とサーモンと玉子を無我夢中で食べて。



また、教え子からLINEが...「来夏には家族で、絶対に」だって。他人の幸せがこんな嬉しいとはね。


あらためて思えば、僕自身、ずっとそうだっだかもしれない、かな?



他人の人生...凄いな、とは思っても、羨ましいと思ったことは無かったと思う。


小学生の時は、自分で言うのもアレだけど、結構、無双だったし(笑)...小さな小さな井の中の蛙で、だけど。


12歳からずっと素敵な彼女がいたし、今も素敵なファミリーが傍にいるし、十分幸せだからですね(笑)...何の宗教もやっていないけど、自身と家族を信じてます。


兎にも角にも僕自身が「幸せ」を再認識できた素敵な1日でした。