昨日から食中毒のニュースを見ています。
心配になることがいっぱいですが・・・正しく情報を知ることがまず大事だと思います。
厚生労働省では、家庭でできる食中毒予防の6つのポイントが出ています。
暑いこの時期、肉や魚などの食材、惣菜などの買い物では、食材ごとにビニール袋に入れたり、ドライアイスや氷、保冷剤を使ったり、保冷バックを使うことが大事になりますね。
O-157といえば・・・私が学校栄養職員として働いていた時、平成8年大阪市の学校給食で大規模な食中毒が起こりました。O-157集団食中毒です。
あのとき、7月にO-157集団食中毒がわかり、亡くなったお子さんたちがいて、たくさんの子どもたちが病院で横たわる姿をニュースで見て本当にショックでした。
そして、夏休みが明けて、私の学校の子どもたちが「うちの給食は大丈夫?」と聞かれて、すごくショックを受けたことを今でもよく覚えています。
学校給食では最高で児童、教師と約1000人以上の命を預かっていたので、本当に衛生管理には気をつけていました。
今回食中毒のニュースの中心になっている「ポテトサラダ」
私が学校栄養職員の時、福島県で決まっていた「学校給食の手引き」では「ポテトサラダ」を6月から9月まで献立に入れないようになっていました。
なので、「ポテトサラダ」は学校給食で冬場だけ2〜3回ぐらいしか作ったことはありませんでした。
今は、おうちの台所レッスンで小さなお子さんやママさんにお料理を食べていただくのですが、食中毒対策として、原則としてお持ち帰りはご遠慮していただいています。
(お弁当もその場で食べるだけにしていただきました。)
そのほかにも食品は季節のものでスーパーなどで手に入りやすいもの、購入して1日を超えないようにしています。
使う食器や箸やスプーンも洗って水気を切るように気をつけています。
包丁、すり鉢は熱湯消毒をしています。
まな板は使う直前に洗って水気を切るようにしています。(熱湯に弱いまな板なので)
まな板は包丁でどうしても傷がついてしまいます。そこへ汚れがついてどうしても食中毒菌も増えがちです。
キッズレッスンのまな板も頑張ってくれました。
まな板は消耗品なので、次回のレッスンから新しいまな板を買ってきました。
9月以降のキッズレッスンでも食中毒予防、そして子どもたちの事故がないように、私も努力していきます。
よろしくお願いします。