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コラム
引っ越してきたわが家は
ご近所には親戚はいません。

「誰も知り合いがいない!」
最初はとっても不安でした。
でも、子どもを通して
いろいろな出会いがありました。

本当に、ひとりっ子のわが息子は、
4年生になるまで
本当に地域のいろいろな方に
支えてもらってきました。

最初は、「かかりつけの歯医者さん」
息子は、地元の歯医者さんに
通っていたのですが、泣いて
なかなか治療させない問題児でした。
でも、こちらで出会った歯医者さんは
「お兄さん」のように
治療の前に「できるよ!」と励まして
時には「がんばってやろう!」と
亡く息子にカツを入れてくれる
とてもありがたい歯医者さんです。
毎週その歯医者さんに行っているので、
歯科助手さんたちもみんな家族のように
仲良しなので、私が外出して連絡がとれないと
「ママに電話したいから電話を貸してください」と
行くくらい。
もう何回も電話を借りている息子は、
第2のわが家のようにゆったりとしています。
歯医者さんの治療のあいだ、寝てしまうことも
あるくらい、先生を信頼しています。
私も何かあったときには歯医者さんに行って
いいからねというくらいの安心感があります。
地震のときもうちに誰もいなかったら、
歯医者さんに行きなさいと行っているくらいです。
それも息子がいなかったらそんな信頼関係には
なれなかったかもしれません。

あとは、夕方車の往来が激しい交差点で
見守ってくれている顔なじみのおじさんがいます。
息子は、そのおじさんとおしゃべりして
帰ってくるらしく、息子いわく「仲良し」です。
私が遅くなってマンションの前で待っている息子を
「息子さん、待っているよ!」と声かけてくれます。
おじさんとおしゃべりしながら、待っていることも
あります。
昨日も、おじさんが「息子さん、遊びに行ったよ。」と
帰り道にすれ違ったときに話しかけてくれました。

私は、本当に地域の方に支えてもらっているなあと
ありがたく思っています。
息子もいろいろな方たちとお話できることで
「ひとりっ子らしくないね。」とよく言われます。

息子は親離れの気配をちょっとずつ見せながらも
まだまだ甘えん坊です。
でも、私も子離れの準備だと思い、いろいろな方に
支えてもらいながら、触れ合っていこうと思っています。

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