皆既月蝕の夜 | 翠色の部屋

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土曜日。
朝から、映画ハリー・ポッターシリーズと格闘。
ようやくシリーズ2を最後まで見る。
シリーズ3「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」雰囲気が変わった。
大きなかぼちゃや雪景色...
監督がアルフォンソ・キュアロンだからだろうか。
パンズ・ラビリンスを彷彿とさせるちょっとダークなイマジネーションの世界。
監督によってテイストがこんな変わるなんて。
全2作より興味深く見る。

常連のアラン・リックマンを始め、新しい校長先生マイケル・ガンボンディヴィッド・シューリスゲイリー・オールドマンティモシー・スポール、うまい大人の役者の演技に子どもたちは押され気味!?

このシリーズは、主役3人を始めその同級生たち、と子どもたちの成長を見る映画なんだね。
シリーズを重ねるごとに、ハリーの中の子やわたしのお気に入りの赤毛の子が声が変わり、背が大きくなり、首が太くなり...
ハリーもほとんど青年だ。

お約束のストーリーとは言え、伯父家族との確執はなんとかならないものだろうか。
従兄がでっかくなっちゃって、そのわりにケンカに弱くて...

個人的に、ケネス・ブラナーエマ・トンプソンはいらないかな。
なんか出てるとがっかりするのよ。

結局ハリー・ポッターシリーズの2、3、4、5を制覇。
残すは2本のみとなった。
それがどうしたのってことですが(;^_^A

それよりも、このシリーズの粗筋をわたしに聞かないでね。


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夜、皆既月蝕を気にしつつ「ウッドストックがやってくる!(原題:Taking Woodstock)」を見る。
アン・リー監督の手によるものとはつゆ知らず。
これは掘り出し物。
というか、今年の始めに劇場公開されていたようだ。
あたしったら、四六時中ネットに張り付いてるわりに情弱なのね(T_T)

それよりもモーテル「エル・モナコ」のオーナーのおばちゃん(旧ソ連からやってきた守銭奴の主婦の役)が「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」アンブリッジ先生なのに、「素直に」驚く。
イメルダ・スタウントンという女優らしい。
変幻自在。
女優とはなんとうらやましい職業なのだろう!

ふとしたきっかけで、小さな町で数十万人規模の音楽祭が行われることになる。
たった三日間の“祭り”が行われる前の、町の住人たちや興行主、工事関係者...の浮き浮きした、ざわついた、活気のある、様子がなんとも良いのだ。
特にあの青年の演じた主催者のポジティブさ!
誇大妄想ともとられかねない、あのくらいの度量がないと、あれだけ大きなイベントは実現しないのだろう。

ウッドストックは、後にも先にもこの一回きりしか行われていない。
やっぱり、大変だったんだろうな。

こんどサンフランシスコでストーンズの屋外ライヴを開催する。
君も来れば?

若き興行主は、モーテルの一人息子にそう一言残し町を去る。


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そうこうするうちに、月がどんどん欠けて行く。
肉眼とスマホのカメラの見え方の違いにガッカリしながらも記念にアップしておきますね。