動きたいけど動けない、
30代40代女性のための
直感開発カウンセラー ヒューズ夕子です
先週からニュースで、横浜のマンションの基礎工事
のデーター改ざんの話をよく報道していますね。
そこで話を聞けば聞くほど、
「これが本当なら、本当に怖い…」
と感じました。
業界のある人いわく、
「データー改ざんなんて、よくあること」
だそうです。
もしそれが本当ならかなり恐ろしいですよね?
でも、その理由が
「納期に間に合わないとまずいから」
だというのです。
そして部下がミスを犯したら、ただ
「なんとかしろ」
と言われるそうです。
ようするに、
「つじつまを合わせろ」
ということですよね?
確かにプロでしたら納期に間に合うように仕事をこ
なすのも大切でしょう。
でも、それ以上に
「誠実な行動をする」
方がもっと大切なはずです。
それが、
「自分の仕事のミスが見つかって、
上司に怒られるのが嫌」
という部下と
「納期が遅れて会社が責任を
取ることになっては困る」
という会社側の思惑が重なり、事実が隠ぺいされる。
これは避けたいものです。
確かに、失敗を認めるのは勇気がいります。
でも、自分の失敗を隠すのはあくまでも自分の為。
相手の為ではないんですよね。
そんな気持ちで仕事をしていても、いい結果が得ら
れないのは当然でしょう。
私もまだ20代の頃は、
「自分のミスを隠したい」
という気持ちが結構ありました。
でも、自分の仕事を大切にするようになると意識が
変わりました。
間違いや失敗を誰か一人のものとするのではなくて、
皆で共有するのです。
そして、皆で改善していくのです。
その気持ちを一人一人が持っていたら、今回報道さ
れた傾いたマンションの件も、販売される前に解決
していたと感じます。
だからこそ、
「人のふり見てわがふり直せ」
誰かを批判する暇があったら、自分の行動を見直し
たいですね