動きたいけど動けない、
30代40代女性のための
直感開発カウンセラー ヒューズ夕子です
今日テレビを観ていたら、
「ブラジルで高評価だった、
日本の100円ショップの製品」
を調べる番組がありました。
その番組を観ていたら、
今、ブラジルの一部の都市で深刻な水不足
だということを知りました。
夜は断水され、蛇口をひねっても水が出ないのです。
その原因とされるのが、
「アマゾンの伐採」
目の前にある、
「すぐに利益を得られること」
に飛びついてやった結果がこれなんですね。
「自然との調和を考えずに、
利益を求めても駄目だよね」
と思わずにはいられません。
私は子供頃、東京とは思えない位緑豊かな場所で育ち
ました。
周囲のどの家にも庭があり、木々が茂っていました。
私の家の庭には柿の木があり、秋になるとその恵を頂い
ていました。
右隣のお宅には栗の木、左隣には杏の木があり、たまに
おすそ分けがありました。
春から秋に掛けて、それぞれの庭や玄関先に実がなる様は、
本当に感動しました。
まさに、豊かさの象徴です。
スーパーに買いに行かなくても、自宅でもいで食べられるん
ですよ
その当時、庭には勝手に茗荷が育っていました。
台所に立つ母が
「ちょっと茗荷採ってきて~」
というと私か妹が縁側を降りて一つ採りに行く…
というのが定番でした。
だから、その後引っ越してスーパーで茗荷を買わなければ
ならないのが不思議でたまりませんでした。
その新居に越して気付いたのは、
カッコウ鳥の声が聴こえない
ということ。
以前の住まいでは家の近所を歩いていると、時折その声が
聴こえていました。
子供だった私は、その声を聞く度に心が清められるよう感じ
たものです。
あの頃の暮らしは、今の私を支えるものです。
それほどお金を掛けずに生活していましたが、その分
自然から豊かを存分受け取っていました。
家から1分歩くと、ヨモギが勝手に生えているんですよ。
それを友達に教えてもらい喜んで集めてたら、母と近所の
主婦仲間が集まって蓬餅を作っていました。
私は子供の頃の経験を通して、
「自然=無条件に与えてくれるもの」
という認識を得ました。
でも、今はその認識とは異なる生活が当たり前になって
いるのですね。
今の東京は、私が子供の頃とはかなり違います。
便利な反面、それまであった木々がどんどん切られ、
コンクリートに覆われた場所が増えています。
春が来る度、目の保養となっていた見事なしだれ桜と
桃の木が切られた時は本当に悲しかったですよ。
目先の利益に囚われて、簡単に自然をなかったことに
してもいいの
と声を大にしていいたくなります。
そうは言っても今の東京では、
空き地=無駄
となってしまうのも現実。
だからこそ私達が持つお金に対する考え方、
豊かさに関すること全てを包括する考えを構築して
いくことが求めれているのだと感じるのです。
人間だけが地球を所有している訳ではないんですよ
それを勘違いしたら駄目じゃん
と大人になって日々感じています
自然=豊かさ
という意識で日々を過ごしてみて下さい。
きっと、50年後の世界は変わっていますよ