8月末からまたフラメンコのクラスが始まり、今回のパロはシギリージャ。5年前に初めてシギリージャを習った時は、リズムが取れなくて凄く難しく感じたのに、今回は、『あれ?シギリージャって別に難しくなかったんだ』と調子に乗っているルナでございます。まあ、そのうちまた落ちて凹むことでしょう。
さて、前回の続き。
私が日本から戻った日の翌日、アルタイルの歩き方がおかしいことに気づきました。なんだかフラフラ、ヨタヨタしている感じ。
その2日後に、フォローアップの予約が入っていたので、2日待とうと思ったけれど心配で待てず、いつもの主治医ではない別の獣医さんに診てもらいました。
結果、前庭疾患だろうとのこと。高齢の犬や猫によくある病気で、耳の奥の前庭の障害で平衡感覚が保てなくなっているそうです。
その後しばらくしてフラフラしなくなり、だいぶ良くなったように見えました。ただ、頭が左に傾いたまま。これは少しずつ良くなるそうですが、今でも左に傾いています。
更に、9月の初め、夜中にバタバタ、ドタン!と音がしたと思ったら、アルタイルが床に倒れてしまい、動けなくなったんです。急に動けなくなったので、心臓の動きが悪くなり、恐れていた血栓が出来たのかと思いました。
夜中の12時を過ぎていたので、深夜も開いている緊急動物病院に連れて行きました。診察から1時間後、このまま入院になると言われて、空っぽのキャリーだけを持って帰ることになってしまいました。
この時、すごく怖くて、もう駄目なのかもしれない、最悪、もう生きている彼の姿を見れないかもしれないとまで思ったのですが、、、、、、
数日後、なんと、回復しました。
そして、あれから1ヶ月とちょっとたって、この10ヶ月間では、現在が一番元気なのではないか、と思うくらい元気になりました。
今年の春から夏にかけて体重が激減して、一時期6kgを切ってしまっていたのに、最近また少しだけ増えて6kgに戻りました。
最盛期より3kg減っているので、かなり痩せていて触ると骨でゴリゴリしていますが、身体が軽くなったせいか以前より動きが活発になったようにさえ見えます。
それから、調子の悪い時は1日20時間くらい寝ていたのに、最近は起きていることが多くなりました。今の睡眠時間は14〜15時間くらいです。
夫もアルタイルを見て変化が分かるようで、「一体何があったんだ?」と驚いています。
実は、昨夏は獣医さんに余命宣告をされたのですが、先日のフォローアップ診察でアルタイルを見た獣医さんは、『あれ?』という感じでカルテを見直していました。
おそらく、獣医さんは、自分の推測が外れたと思ってくれたのかも。是非外れて欲しい。
でも、近くでずっとアルタイルの様子を見ていた私が、彼の回復力を誰よりも驚いていると思う。
今までいくつかのサプリを試したのですが、もしかしたらこれが効いている可能性があります。心臓用のハーブのサプリです。
IBDのほうは、フードと薬でなんとか抑えられていますが、調子のいい時と悪い時のオンとオフを繰り返すので、これも何かサプリを探してみようと思う。
そういえば、5年前に急性膵炎で入院した時も、死にそうになっていたのに復活したんだった。
どうかこのまま小康状態を保って、今は、無事に15歳の誕生日を迎えるのが目標です。