8月27日、日曜日の朝。
さて、カテゴリー4で上陸したハリケーン・ハービーですが、その後熱帯性暴風雨に弱まってヒューストン方面に向かい、既にヒューストンの高速道路は冠水してあちこち通行止めだと言っていました。
夫は、今日は絶対に家に帰っちゃ駄目だ、ダラスのホテルに泊まるようにと勝手にホテルを延泊して出発してしまいました。![]()
本当なら今頃は家に向かって高速を走っていた頃なのにと、
読みが甘かったです。![]()
でも、万が一に備えて、セキュリティの人に家の鍵を預けてきたので、お向かいの方に猫達の様子を見に行ってもらうようお願いしました。
お向かいさんが、「ここは雨が酷いけれど、浸水はしていないわ。猫達にはキャットフードを多めに置いてきたわ。」とテキストを送ってくれたので少し安心し、私は諦めてダラスに残ることにしました。
最初はダラスの日本食レストランをチェックしたり、ベリーダンスのワークショップを見つけて参加することにしたのですが、
やっぱり猫達と家のことが気になって、気になって、![]()
ワークショップ中、10分おきくらいに窓から見えるTVのニュースをチェック、スマホのニュースをチェック、ヒューストンに住んでいる友人達のFBの記事をチェック、というインストラクターの方にとっても失礼なことをしてしまいました。
本当にごめんなさい!!!![]()
その日の夜はベリーダンスのショーもあり、ダラスに泊まるなら見に行こうかとまで思っていたのですが、、、、、
ここまでダンスに集中できないのではショーに行っても全然楽しめないだろうなと判断し、2時間のクラスが終わるや否や、
結局ヒューストンに戻ることに決めました![]()
家に戻ることは誰からも止められたので、夫にはもちろん内緒で。
反対車線は車をチラホラ見ましたが、ダラスからヒューストン方面に向かう車などおらず、道は空いていてスイスイ。
途中から雨がかなり強くなってきて、何度かタイヤが水に取られたものの、すごい速さで近くまで戻ってこられました。
ところが、あと1時間強で家に着くというヒューストンの北の郊外で足止めをくらってしまいました。![]()
なんか、パトカーが何台も停まっているなと思ったら、高速が閉鎖されていて、
「この先に行っても通行止めでダウンタウンは通過できないよ。」
とUターンさせられてしまったのです。
ならば、一般道を使って何とかして帰ろうと思ったけれど、一般道もあちこち閉鎖されていて同じ場所をグルグルまわっているだけ。
それ以上は南に進めませんでした。![]()
雨で夕方6時過ぎでも薄暗くなってきてしまい、家に帰るのは諦めました。![]()
結局、その後Woodlandsというヒューストンの北にある街の
ホテルで2泊することになりました。
ホテルは食糧が品薄なようで、ハンバーガーやフライドチキンしかなかったので近所のレストランに行きましたが、当然どこも閉まっていました。
翌日の月曜日、相変わらず南に向かう道路は閉鎖しているし、スーパーもドラッグストアも閉まっているし、ガソリンスタンドも閉まっていたので、下手に動き回ってガソリンの無駄遣いをしないように仕方なくホテルに戻りました。
この日はお見舞いメールをくれた日本の友人達にメールの返信を
していたお陰でまだ気が紛れました。
ところが、近所に住む奥様が投稿したFBの写真を見ると、
これは、私達の住むコミュニティからも近い道路です。もうこんなになっているの?
投稿されたご近所さんのお宅。大変、こんなに水量が増えているではないの。![]()
これは、ご近所のご主人の後ろ姿。私達はマリーナの中に住んでいるのですが、もうボートドックは水没しかかっています。
猫達にキャットフードを持って行ってくれているお向かいさんに聞くと、猫達は隠れていて姿は見当たらないと言うし、、、、![]()
私がホテルに滞在していたヒューストンの北は、その頃はまだ比較的安全でした。
逆に私が住む南東部は降水量が多く、浸水して避難している人達が多かったです。
私だけが安全な場所にいて、危険な場所にあの子達を残してきてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。![]()
月曜日の夜も全然眠れなかったので、
やっぱり明日絶対に家に帰ろう![]()
と決めて、火曜日の朝6時に起きて、7時にホテルを発ちました。
その辺のホテルは南から避難してきた人でどこも満室だと言っていたので、今出るともう泊まる所もないかもしれないし、ガソリンも家まで持たないかもしれないと思ったけれど、いてもたってもいられなくて。
まだ雨が降っていて、あちこち閉鎖されていたので、事前にネットで開いている道を調べてからホテルを出ました。
つづく


