韓流に偏見はなくなったとはいうもののラブコメは | 身の丈の幸せ

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趣味の映画、テレビドラマ、ブルースについての雑感を中心に日々思うことをぼちぼち書き綴ります。

面白い韓国映画を2本続けて観て、韓流も視聴リストに入れないといけないなと思っていた矢先、私のGoogleにNHKで新しい韓流ドラマが始まるとの情報が。『青春ウォルダム 呪われた王宮』。妻も興味があるとのことだったので、なんとかBSを見られる環境を整えました。
 

 

ちょっと前に居間の模様替えをしたときに、BSなど何年も見てないし、リモコンも見つからないしということで、ケーブルテレビのチューナーであるSTBは繋げていなかったのです。
あとは放送を待つだけということになって、ちょっと調べてみたら同じ『青春ウォルダム』というタイトルで副題が異なるドラマがあることを発見。関係があるのかもまだ調べてないんだけど、どうやら今leminoで全話無料で観られるらしい。leminoが会員でなくても動画が観られること、ある意味Tverみたいなものであることを初めて知りました。もちろん有料のプレミア動画もありますが、たまたま今回の『青春ウォルダム~運命を乗り越えて~』は全部無料で観られます。トップページには5話まで無料となったままですが、NHKの影響なのかな? 今なら全話無料です。ただ、CMが入るのね。YouTubeとかと同じで機械的に挿入されるから、会話の途中でいきなりCMとなる。まぁ、無料だし、それぐらいは我慢我慢。



前提はここまでとしましょう。
ドラマはとても期待してたんですが、かなり微妙。インド映画でいきなり歌や踊りが入ることに文句は言わないように、韓流ドラマのお約束に文句はつけちゃいけないんだけど、一言で言うと内容は「少女コミック」そのもの。それも私が知る昭和の。結局それを楽しめるかどうかだけ。韓流ドラマにお年を召された女性が沼るのもわかるわー。
日本ではお目にかかれないレベルの美男美女がさまざまな困難を乗り越えて絆を深めていく。
じゃあ私はどうかと言うと、理解はできてもハマれない。感情がどんな方向にも動かない。ザワザワしないのよねー。恋愛要素薄めと書かれていたのに。
ということでせっかくBSが観られるように頑張ったけど、今後はその時間があったら他のを観ます。サスペンスものも『ヴォわイス』も『イカゲーム』もつまんなかったし。しばらくは映画だけにしておきます。
昨日観た韓国映画『ありふれた悪事』も面白かった。面白かったという感想は不謹慎かなと思うほど重たい映画でした。この映画の時代がつい最近だというのがすごい。日本じゃこんな重厚な映画、逆立ちしても作れないんだろうな。なにしろ自民党という名称が使えず(使えないんじゃなくて、自粛(忖度)なんでしょ、たぶん)、必ず民自党に化けるお国柄だから。

ここは、男は黙って『ザ・ソプラノズ』、『ナルコス』、『ボッシュ』あたりを観ておけば間違いないです。気持ちがざわつくという感覚をわかってもらえると思います。