ザ・シューター/極大射程 シーズン1 | 身の丈の幸せ

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趣味の映画、テレビドラマ、ブルースについての雑感を中心に日々思うことをぼちぼち書き綴ります。

※このブログでは、あらすじについては触れません。あらすじを知りたい方は他のサイトを参照ください。
 

中盤猛失速。こういうドラマは爽快感が命なのに。

原作既読。もう数十年前。ボブ・リー・スワガーシリーズ(『極大射程』『ブラックライト』『狩りのとき』)は全作読んでいる。ものすごく面白かったという記憶した残っていないが、あのころは冒険小説全盛の時代で私もずっぽりハマっていた。
映画も観たはず。でも、まったく覚えていない。
ほぼ初見の状態でドラマを観始めた。いい感じ。すっごくいい。と2話目あたりまでは思っていた。
ところが、急激に失速する。なんか、スワガーの目的があいまいになってくる。視聴者と共有していたはずの怒りが続かない。
特にアイザックに対する感情が微妙。アイザックって、あの人を殺したんだよ。それについてまったく触れないんだけど。
メンフィス。射撃ってそんなにすぐに上達するの?
ラストで多少盛り返すが、うーん、どうだろう。スワガーが犯人たりえないという証拠については、原作を思い出した。原作では爽快感に震えたはずなんだが、ドラマでは何にも感じなかった。原作を読んでいたからではないのは確か。
もっとも面倒だったのは家族の存在。敵は家族ばかり狙う。なんとかしろよ、ボブ・リー。

シーズン2の原作は『ブラックライト』なのかな。
(Netflixで鑑賞。★★★☆☆)