ザ・ボーイ 人形少年の館 | 身の丈の幸せ

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趣味の映画、テレビドラマ、ブルースについての雑感を中心に日々思うことをぼちぼち書き綴ります。

※このブログでは、あらすじについては触れません。あらすじを知りたい方は他のサイトを参照ください。
 

ホラー大好き。でも、ほとんどハズレ。

ほんと、ホラー映画はつまらない。でも、どういうわけか昔から大好きなんだな、これが。
本作は配信終了というわけではないが、2作目の『ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~』が配信終了ということで、まずは1作目を観ておこうと思って観ることにした。ホラー映画はIMDbが6.0を超えることはほとんどないが、本作は6.0。まあ、最低ということもないんだろう、とあまり期待しないで観始めた。
いい雰囲気。私は怪異が正体を現すまでが好き。不気味さが怖さだと思っている。どんな映画でも怪異が正体を現してしまうとげんなりする。この映画はその点、人形が最後まで人形だということに好感を持った。人形ものといえば『チャイルド・プレイ』だが、あれはチャッキーが早々に表情を変えてしまい、スプラッターと化してしまうのでまったく怖くない。本作はそのあたりがうまく作られていると思った。
ずうっとオカルトホラーだと思っていたら、いきなりサイコホラーとなってしまうのは驚いた(褒めてはいないけど)。それにしては欠点が目立つ。謎がほとんど回収されていない。あまりにも唐突すぎ。
ラストのラストは、ホラーお決まり。
これでIMDbが6.0だったら、2作目の4.7はどうなるんだ? それこそ恐怖でしかないが、観てしまうんだろうなぁ。それでもホラーはやめられない。
(Amazon Primeで鑑賞。★★☆☆☆)