前回の続き。



〇音楽センス(主に鑑賞)

オタクの持つ能力の一つとして、

「音楽の(主に鑑賞の)センス」

がある。
これは、例えばアニメオタクは子供の頃から

「毎日ひきこもってアニメなどの音楽を聞いていた」

というのが大きい。
若い頃から聴いていたことによってその能力をつける。
これも前回の「審美眼」と共通する。

自分なんかは子供時代からビデオデッキを2台買って、好きな
アニソンOP集を作っていた。

自分がアニソンOPが好きなのは「音楽+映像」が好きだったから。

だからJPOP聞いてたときには映像が綺麗だった宇多田ヒカル
ほか、JPOPのMV集を同様に作っていた。

その後PCになってからもアニメOPとかを集めたり、動画サイト
のプレイリストを作ったり…

今はアニメあんま見なくなったからプレイリストは作ってないけど。
それでも時々好きなアニメOP見てる。

それに替わってVの歌ってみたを見ることが多くなった。



〇オタクは歌が上手い。

Vtuber見てると

「みんな歌うまいな~」

って感想がでる。
昔はしょっしゅうカラオケに行っていたけど、一緒に行った人で
歌が上手い人なんてほとんどいなかった。

それに比べるとVはみんなうまいなー、と思う。

Vの歌に下手とか文句言ってる人は友達いないから一緒にカラオケ

とか行った経験無いんだろうな、と(笑)
だから普通の人のレベルがわからない。
 

そしてそういう人は多分自分で歌って聞いたこともないだろう。
うまく歌えたつもりでも録音して聞くと下手だったりする。

やはりV適性のあるようなひきこもりは歌とかをしょっちゅう聞いたり、
歌ってみたりしてたんだろうなー、と。



〇陽キャは音楽センスがなくて、歌も下手

その逆がアウトドアな陽キャ。
はっきり言って、

「陽キャは文芸一般のセンスが無い」

ことが多いのである。
それは当然で、陽キャは子供の頃から友達と外で遊ぶ。
家で映像や音楽をじっくり聴くような趣味・嗜好があまりない。
だから美術映像センスも音楽センスも身に着かない。

というわけで陽キャはセンスが無いから音楽を聞くにしても
「流行ってる曲」を聞くだけになる。

特に興味がないこともあり、何がいい曲だとか自分で判断できない。
だから、よく目にしたり、かかってたりする、耳なじみある流行の
曲を聞くことになる。

あとは陽キャらしく、友達とのコミュニケーションで使えたりする
曲を聞くかもしれない。

歌にしても、陽キャは下手だと思う。

自分の友達の中で、陽キャトップ2が両方とも音痴だった。
そして他の友達に音痴と言えるほど下手な奴はいなかった。

もちろん、そういうのが好きな陽キャもいるので、傾向として、
という話である。



〇文芸的なセンスのないオタク

そんな中で、こういうセンスがない人が多いオタクがいる。
同じサブカル系のオタクなのにもかかわらず。
それは…

「ゲームオタク」

である。
理由は不明。
だけど、なぜかゲームオタクは美術、音楽センスが無い人が結構いる。

ただし、そういう人のゲーム批評は結構参考になるかもしれない。
なぜなら、

「ビジュアルや音楽の良さに騙されない」

からである。
漫画アニメ系のオタクはすーぐ騙されるから(笑)

そりゃもう小説はジャケ買いよ。
音楽が良いとなんかクソゲーも良ゲーにみえてくるしw

そんな感じで、漫画・アニメ・ゲームオタクと並べると、個人的な
感想として、

「ゲームオタクは一般人」

だと思っている。
もともとゲームって誰がやっても大抵おもしろいものだから。

だから自分は「アニメが趣味です」とか言うと「オタクかな」と思う
けど「ゲームが趣味です」っていう人は「普通の人だ」判定をしている。



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以上。
意外とオタクの方が陽キャよりスキルが高かったりする話。

 

感性系の能力って子供の頃からやってないと身に着かないことが多いから。

絶対音感とか、英語のrとlの聞き取りとか。

ただ、そのスキルによるこだわりとか面倒くささとかもあるから、
それが人生においてバフになるかデバフになるかはわからんけど(笑)